群馬大学大学院 教育学研究科案内 2019
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28佐藤 浩一【学習・認知心理学】日常生活の中での認知機能について検討している。教授学習を促進する要因、集団での問題解決、エピソード記憶(自伝的記憶)などを主に検討している。大島みずき【発達心理学】幼児期から児童期の子どもの社会性の特徴と、その発達について研究を行っている。また、園のシステムの中における幼児の仲間関係の発達についても検討している。新藤  慶【教育社会学】地域社会と教育の双方向の規定関係について研究している。特に、在日ブラジル人の教育・保育を対象に、地域社会の国際化が学校に与える影響や、子ども同士の交流が地域社会にもたらす意味の解明に取り組んでいる。音山 若穂【発達社会心理学】児童期から青年期にかけての対人関係や、情動を中心とする心理的ストレス理論に基づく対人ストレスとその対応、ソーシャルサポートとの関連について対人社会心理学を基盤として検討している。三澤紘一郎【教育哲学】動物性と規範性が同居する人間存在を、近年の分析哲学の展開を手掛かりとしながら攻究している。特に、知識、理性、自然をめぐる議論から、人間の生における「教育」概念をとらえなおす試みに関心をもっている。山崎 雄介【教育内容・方法学】教育内容編成、授業づくりについての研究を活かし、校内研修の改善や教科横断的領域(キャリア教育等)のカリキュラム開発をテーマとする院生諸氏と共に課題研究にとりくんでいる。また近年は、「教育改革」のなかでの学校像やそこでの教育課程のあり方、学校・教員の評価などにも関心を持っている。 研究の概要髙  望【教育行政学・教育経営学】自律的な学校経営、それに基づく学校ガバナンスの在り方について研究を進めている。また、諸外国における教育実践について関心を持ち、日本との比較検討を行っている。○ 研究者教員教員紹介 …………………………………………………………………………… 専任教員の研究概要 …………………………………………………………… 専門職学位課程は、研究者教員と実務家教員から構成されています。研究者教員は、教育経営学・教育社会学・教育方法学・発達心理学・学習心理学・教育心理学など、教育学や心理学のバックグラウンドを持っています。実務家教員は、校長として活躍したり、教育委員会で教育行政に携わってきた、豊かな経験を有しています。また一部の授業は、教育学部等の教員が「協力教員」として担当しています。

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