群馬大学 共同教育学部 2020
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授業を「受ける」立場から「する」立場へ。各実習を通して、教師への一歩を応援します安藤 哲也教授 教育実践学・生活科教育答えは現場にあるものです。学校現場から大いに学びましょう吉田 浩之教授 生徒指導・教育実践学人のこころ、自分のこころ、見えないものを理解しようとする姿勢が大切に感じます岩瀧 大樹准教授臨床心理学・教育相談専任教員からのメッセージ平成29年度入学群馬県立渋川高等学校 卒所属/社会専攻松本 大樹DAIJU MATSUMOTOStudent'sMessage 学校教育臨床総合センターの体験的科目「ネイチャー・カウンセリング」を受講しました。最初の合宿では、ボランティアや救急救命の講習を受け、社会人や教員としても活かせる資格を取得することができました。さらに、エクササイズや昼食づくりのなかでのコミュニケーションを通じて、周囲の人と自分自身の両方について理解を深めることができました。 つづいて、2回目の合宿では「赤城フェスタ2018」の運営に携わり、子どもたちに楽しんでもらうためには、私たちも一緒に楽しむことが大切だと実感しました。また、説明を丁寧にすることや子どもから目を離さないことなど、安全性を考慮しつつ、より充実した多くの体験を提供するにはどうすべきかを考えて関わることができました。 この2回の合宿を通して、普段の大学内での人間関係だけではなく、大学と地域を含めた、さらに大きな関わりを、「ネイチャー・カウンセリング」のなかでもつことができました。グループリーダーを任せていただき、あまり知らない人とも積極的にコミュニケーションをとる機会が多くあり、自分の関わり方が見えてきたような気がします。 子ども同士が、そして子どもたちと私たちが深い関わりを持つことは大切ですが、普段の学校生活ではそのような機会が少ないように感じます。ぜひ、教師になった際には子どもたちにもこのような体験をさせてあげたいと思いました。35GUNMA UNIVERSITY 2020

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