群馬大学社会情報学部 学部案内2020
12/36

 このページでは、社会情報学部の先生方を紹介します。先生方の専門分野・研究内容の紹介を五十音順で一覧にしました。社会情報学部では、さまざまな専門分野を履修できる環境が整っています。自分の興味のある分野を見つけてみましょう。教員紹介石川 真一【生態学、環境科学 他】温暖化や地域開発で生じた環境問題解決のための、生物多様性の保全・外来生物の抑制、地域生態系再生、ビオトープの育成管理方法の研究をしている。井門 亮【言語学、語用論】ことばによって伝達される意味や、コミュニケーション・発話解釈の仕組みについて、語用論を中心とした言語学的観点から研究をしている。伊藤 賢一【理論社会学、社会学史】情報社会とは何なのか、よりよい情報社会をつくるにはどうしたらよいのか、そもそもよりよい社会とは何なのか、社会学の道具を使って探求している。岩井 淳【社会情報システム学】「社会の幸せに結びつく情報化」が目標。インターネット上の匿名性やストレスの問題を考えつつ、社会的な意思決定の支援方法を研究している。大野 富彦【経営学、経営組織、サービス・マネジメント】観光産業の価値創造について、個別企業 (旅館等の宿泊業が中心)と観光地域の両面から、「場」という概念を手掛かりに研究している。川畑 泰子【計算社会科学】データが入手可能なあらゆる社会現象に応用する研究を行っている。主に人々の関心・意見・移動の時系列的・空間分析的変化を解析している。佐渡 一広【情報科学】インターネットを利用した各種のサービス、 SNS・アンケート・投票等のツールの開発、またこれらにかかわるセキュリティについて研究している。※2019年度をもって退職となります。坂本 和靖【計量経済学、労働経済学】数量データを用いて、社会保障制度が人々の行動・満足度に与える影響を検証し、望ましい働き方・家庭生活のあり方について研究している。小竹 裕人【経済学や空間分析による公共政策論】地域の政策課題を経済学や空間分析から解決する研究をしている。高齢化社会における交通・買い物弱者を支援する低速電動バスの研究などが一例。北村 純【行政学、地方自治論】行政学・行政史(行政の歴史)、「国と地方の関係」の政策過程分析、行政学と社会情報学の融合的な研究(政府情報システム論、公文書管理改革)などを行っている。吉良 知文【数理技術に基づく社会制度設計】さまざまな問題を科学的に解決するための道具(数理最適化、ゲーム理論、シミュレーション)を用いて、公平で納得性の高い社会のしくみを考えている。川島 基弘 【社会学、文化論、倫理学】人間と動物の関係が研究テーマ。ここ数年は特に、捕鯨問題と欧米の動物保護運動に焦点を当て、フィールドワークを実施している。末松 美知子【比較演劇、表象文化論】演劇などさまざまな舞台表象について、社会的・文化的背景や現代における意味の研究をしている。身体というメディアを通して人間や社会について考察する。柿本 敏克【社会心理学、集団間関係の心理学】人の社会性の諸相の探求。特に、環境問題や集団間関係をシミュレートする「仮想世界ゲーム」を使い、集団内・集団間のダイナミックスを探る。12

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る