群馬大学社会情報学部 学部案内2020
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杉山 学【オペレーションズ・リサーチ】オペレーションズ・リサーチや経営科学と呼ばれる学問分野が私の主な専門である。総合評価を行うための数理的意思決定支援手法を中心に研究している。鳶島 修治【計量社会学、社会階層論】学力調査や社会調査のデータを用いた計量分析を通して、家庭背景による教育機会の不平等が生み出されるメカニズムについての研究を行っている。藤井 正希【憲法学】第1のテーマはマスメディアの活動を適正化するための憲法論の研究。また、社会的弱者を救済するために生存権を積極的活用する研究にも興味がある。平田 知久【社会学、社会史、近・現代思想】東(東南)アジアの情報メディア技術の普及と伝播のあり方を、各国の比較と歴史的変遷の描写から示し、未来の情報社会のあるべき姿を模索している。西村 淑子【行政法、環境法】行政や環境問題に関する法政策、裁判例を研究している。福島原発事故による損害の賠償やハンセン病行政の歴史に関心を持っている。永野 清仁【最適化理論・機械学習】人間関係や道路網など、多くの現象はネットワークとして扱える。ネットワーク等を題材に、数学的手法を世の中の役に立てるための研究をしている。西村 尚之【森林の生態や保全に関わる研究】森林の成り立ちや移り変わりのメカニズムに関する研究や、長期的な観測によって森林に及ぼす人間や自然撹乱の影響に関する研究を行っている。高山 利弘【言語文化、中世日本文学】文学作品や日記・記録などの文献史料、説話や伝承などの分析・解読を通して、日本の古代社会における情報の在り方と文化を研究している。細野  文雄【情報工学】現在は対面型シミュレーションゲーム「仮想世界ゲーム」の電子化に関する研究をしている。前田 泰【民法学】子の財産を親が他人に贈与できてよいのか、親の同意で子に手術できるのはなぜか、そもそも親子であることをどう決めるべきかの問題などを研究する。森谷 健【地域社会学、地域情報論】地域づくりはどのような活動なのか、地域メディアはどのようにして成り立っているのか、これらを人々の意識や態度、行為に注目して研究している。松宮 広和【経済法、知的財産法 他】経済法、知的財産法および情報法の観点から、科学技術の発展が既存の法制度に与える影響を情報通信の領域を中心に研究している。松井 猛【最適化、意思決定支援、制度設計】複雑化した現代社会(システム)におけるさまざまな問題に対して、最適化手法に基づいて人間や環境に優しいソリューション(問題解決法)を開発する。山内 春光【日本倫理思想史、倫理学 他】『古事記』神話のスサノヲはなぜ泣くのか、漱石『心』のKはなぜ死ぬのか、神戸事件の少年Aはなぜやったのか等、倫理思想の観点から研究している。結城 恵【教育社会学、地域創生論、リーダーシップ論】人的多様性(ダイバーシティ)を活かす多文化協働の仕組みづくりと人財養成のあり方を探るため、留学生や定住外国人に焦点をあててアクションリサーチを展開している。高木 理【医療情報学】種類の異なるデータを整合性を保ちつつ繋ぎ合わせ、個々のデータでは見出しにくい現象をさまざまな視点から分析するための仕組みについて研究している。13

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