北海道教育大学 岩見沢校 キャンパスガイド 2024
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成熟期を迎え新たな展開を期待されている日本の吹奏楽そして管楽器教育メソードを、最先端の現代音楽作曲家とのコラボレーションにより構築し、日本そしてアジアのカルチャーとして普遍的な音楽美を追求することが、これから重要だと考えられます。因襲にとらわれた考え方や価値観を見直し、現代に即し、そして未来の光につながる創造活動を展開していきたいと考えています。また日本国内の少子化に伴う地域文化とのつながりにも視点を当て、部活動や管楽器教育のあり方全般の新たな展開にも寄与することも重要な課題です。2019年に本校学生によるアンサンブルを率いて、ドイツへの演奏旅行を主催しました。本場の聴衆の前での演奏や、現地での研修や生活を通して、ヨーロッパに発祥したクラシック音楽を肌で感じる、素晴らしい機会となりました。長岡研究室では、弦楽器が含まれる多様なジャンルの作品を対象に、演奏や研究を通して作品の本質に迫ることを最も大切にしています。演奏家や指導者としてのスキルを高めることはもちろん、小・大編成のアンサンブルを通してコミュニケーション能力を磨き、世界へと発信していきましょう。0317渡  謙一 Kenichi Watanabe長岡 聡季 Satoki Nagaoka金管楽器(ユーフォニアム)・合奏研究室弦楽器(ヴァイオリン)・合奏・室内楽研究室最先端の吹奏楽作品創造とメソード再構築北海道から世界へ音楽を発信

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