北海道教育大学 岩見沢校 キャンパスガイド 2024
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当研究室では、子どもの年代にどのようなトレーニングをすれば、将来のボールゲーム能力を開発できるかを研究テーマとしています。子どもには無限の可能性がありますが、発育発達の途中にあるため、その指導においては大人のトレーニング内容のコピーでなく、子どもに適した指導内容・方法が必要です。ボールゲームにおける戦術行動の分析やスキルの評価を通じて、子どものボールゲーム能力の発達を促進させ、将来的に器用な身のこなしや創造的なプレーに発展するトレーニングプログラムや指導方法について追究していきます。近年のスポーツ科学の発展により、われわれ人間の運動は精密かつ客観的なデータで詳細に示すことが可能になりました。しかし、実際のスポーツ現場に目を向けてみると、「コツがわかった」や「もう少しここを意識して」というように、数値やデータではわからない自己の“動く感じ”(動感)が常に問題になっていることがわかります。スポーツ運動学とは、この“動感”という概念を主軸にしてスポーツ運動の技術や上達、さらにはスポーツ指導の本質を探究する学問です。この学問を通して自己の“動感”について改めて考えてみませんか?36奥田 知靖 Tomoyasu Okuda小倉 晃布 Akinobu Oguraゲーム分析論研究室スポーツ運動学研究室子どものボールゲームの子どものボールゲームの未来をひらく!未来をひらく!自己の“動く感じ”を自己の“動く感じ”を研究してみませんか?研究してみませんか?

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