北海道教育大学 岩見沢校 キャンパスガイド 2024
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環境問題の多くは、自然と人々の直接的な関わりが見えなくなってしまったところに原因があります。だから環境問題の解決のためには、自然と人々の直接的な関わりを目に見えるようにすることが大切です。アウトドアは、その関わりを私たちに見せてくれる文化です。しかし、アウトドアが自然と人々の関わりを必ずしも良好なものにしてくれるとは限りません。スポーツ社会学研究室では、アウトドアを通じて自然と社会の関わりを良好なものにするにはどうすればいいかを現場のフィールドに立って考えていきます。野外教育は、自然の中で幅広い年齢層を対象に、組織的・計画的に教育目標をもって行われる活動です。私はその効果的なプログラムを開発することをテーマとして取り組んでいます。研究室では、実際に子どもや成人を対象としたプログラムの企画・指導の実践を行い、指導者としての専門的な知識や技術を身につけ、社会に貢献できる人材を育成しています。また、北海道でアウトドア活動をプロとして仕事をしている団体、ガイド、施設とともに、現場の最前線で実践や研究、交流を行っています。42前田 和司 Kazushi Maeta山田 亮 Ryo Yamadaスポーツ社会学研究室野外教育学研究室フィールドで学ぶ フィールドで学ぶ フィールドに学ぶフィールドに学ぶ北海道が誇る大自然を北海道が誇る大自然を通して人づくりに挑戦通して人づくりに挑戦

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