北海道教育大学 函館校 キャンパスガイド 2024
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地域政策グループ授 業 紹 介齋藤 征人 先生 SAITO Masato奥平 理 先生 OKUDAIRA Osamu金 鉉善 先生 KIM Hyunsunソーシャルワークとは、広い意味で社会福祉援助の実践を指します。人は生きていくうえでさまざまな困難に遭遇します。障害をもって生まれてくる人、人生の途上で難病に苦しめられる人、失業などで経済的に行き詰る人、災害等により住まいを失う人…こうした「生活のしづらさ」の問題は、近年増加している自然災害や新型コロナウィルス感染症の大流行によって、より身近に感じられるようになりました。しかし、どんな「生活のしづらさ」があったとしても、その人の取り巻く環境を整えたり、支えてくれる人がいたり、多様なサービスを活用したりすることで、自分らしい人生を歩んでいくことができます。ソーシャルワーク論は、人間という存在を見つめながら、生活のしづらさを乗り越える手立てやアイディアを創造することで、地域共生社会づくりを目指すクリエイティブな授業です。りのあり方」について考えるきっかけとなる授業を目指します。「社会あるところに法あり」という言葉が表しているように、社会の一構成員である私たちは、膨大な数の法に囲まれて多くの人々とともに生活をしています。その中でも、民法は、は、私たちの生活と密接にかかわる民法の内容を、民法1〜3に分けて授業を行っています。とによって、民法の基本的な仕組みを理解し、社会に生起する様々な個別具体的な法律人間は、古くはギリシャ・ローマ時代から現在に至るまで、観光を連綿と続け、それに伴って観光に関するさまざまな研究が行われてきました。19世紀以降にはこれらを学問として体系化した「観光学」が登場します。「観光学」はまだ歴史が新しく、それに隣接する諸分野との間にある中間領域の研究を行う、学際的な学問であることが特徴です。本授業では「観光」とは何か、「観光」の定義、「観光」に近接する諸分野との関係について事例を交えて提示します。そして、皆さんが「観光と地域」や「まちづく私たちの日常生活関係を全般的かつ一般的に規律する私法の要となっています。本学で民法1では「民法総則」を、民法2では「物権」を、民法3では「債権」を体系的に学習するこ問題に対して民法の視点から考える能力を養っていくことを目指します。専門分野:社会科教育最終学歴:北海道医療大学大学院看護福祉学研究科 修士(臨床福祉学)出身高校:北海道函館北高校専門分野:観光学・観光地理学最終学歴:広島大学大学院文学研究科 文学修士 出身高校:北海道函館中部高等学校専門分野:民事法学最終学歴:広島大学大学院社会科学研究科博士(法学)出身高校:石串高等学校(韓国)地域政策学研究室では、政策や政治という側面から地域を考える活動を行っています。私たちの生活や、日々暮らす地域社会は、国や地方自治体が定めるさまざまな政策の下で営まれています。したがって、少子高齢化や人口減少、地域福祉、観光、地域経済の活性化など、地域が直面する課題の解決を考える際には、政策的な視点が不可欠です。さらに、政策を決めていくのは政治であることから、政治の仕組みや動きを理解する必要もあります。私たちの研究室では、政策研究に関する方法論を学んだ後、政策学や政治学に関する文献を読んで議論しています。また、文献講読を通じて学んだことを現場で活用するため、地域の方々と様々な取り組みを行っています。17ソーシャルワーク論地域政策概論Ⅲ(観光学入門)民法1〜3inininCHARGE OF CLASSCHARGE OF CLASSCHARGE OF CLASSPICK UP!地域政策学ゼミでの活動や学び

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