茨城大学 農学部 2024
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13 インドネシア留学では、畜産、水産科学や発酵、微生物関係の授業を履修しました。発酵食品に関する授業では、インドネシアの発酵食品をたくさん知ることができたので、現地の料理を食べるのが楽しくなりました。また、日本とは違う文化や価値観にたくさん触れられ、自分の視野を大きく広げることができました。一番大きな学びは、積極的にコミュニケーションをとる姿勢の大切さです。言語が異なっていても、伝えようとする姿勢を見せると、相手も聞こうとしてくれます。その姿勢が意思疎通における第一歩だと改めて実感しました。 新型コロナウイルスの影響で留学前の不安は大きかったです。しかし、日本では絶対にできない経験を通して自分の世界が少し変わったので、留学に行って本当に良かったです。この経験を踏まえて、今後は外国人のみならず、日本人に対しても積極的にコミュニケーションをとっていき、関わっていく人々とより良い人間関係を築いていきたいと思います。(食生命科学科 宇根朱桃)その他の情報はホームページでhttp://ddp.agr.ibaraki.ac.jp/派遣学生の声国際交流活動AIMSプログラム▶茨城大学は、ASEAN地域の国際連携教育プログラムであるAIMSプログラムに加盟しており、農学部からも参加が可能です。3年次後期に東南アジアのAIMS加盟大学に留学して、専門科目を習得することができます。現地での留学生活を通して、優れた国際通用性と異文化適応能力を身に付けることができます。派遣可能な大学(2023年度):【インドネシア】ボゴール農科大学(農学・食品)、ガジャ・マダ大学(農学)、スリウィジャヤ大学(農学)【タイ】カセサート大学(農学・食品)、チェンマイ大学(環境系)、メーファールアン大学(食品)【フィリピン】セントラルビコール州立農業大学(食品)など国際食産業科学海外講義▶食生命科学科国際食産業科学コースでは、3年次後期に「国際食産業科学海外講義」が設定されています。アジアの交流協定校に1学期間留学して、複数の専門科目を履修します。安全な食料・食品の生産、供給の国際スタンダードを学び、食品分野で国際的に活躍できる人材を目指しましょう!短期派遣プログラム▶アジアの大学との教育連携が充実し、短期研修の機会もたくさん用意されています。「国際インターンシップ」(1単位)では、インドネシアのジェンデラル・スディルマン大学の学生とともに農村滞在型社会貢献プログラムを行います。現地学生と一体となって問題解決学習を進めることで、コミュニケーション能力、主体性、チャレンジ精神、協調性を獲得できます。語学研修や異文化体験に留まらず、国際舞台で活躍できる専門性を獲得できます。

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