茨城大学 農学部 2024
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大茨城県県北農林事務所土地改良部門 事業調整課(地域総合農学科・地域共生コース/令和3年度卒)苗フタバ食品株式会社(食生命科学科・バイオサイエンスコース/令和3年度卒) 卒業生からのメッセージなえきりおんおおつしゅうと 茨城大学農学部では、グローバル社会における農業・食料問題を理解して、国際的な視点から食料・食品の高度化、農業を核とした新産業の創出に主体的かつ意欲的に取り組み、地域の農業と地域コミュニティの活性化を支える実務型農学系人材を育成します。 したがって、農学部において入学者に求める能力・資質は以下のとおりです。①農学部における専門分野での学修に必要な基礎学力② 農学及びその周辺分野のみならず、社会の課題全般に対する幅広い知的関心③ これまでの学習と生活において、農業、環境、食料の課題について他者と共に課題解決を目指した経験があり、そのための基礎的な思考力・判断力・表現力を有していること、あるいは、それらを身につける意欲を有していること④ これまでの学習と生活において、農業体験やボランティア活動などに参加し、世代や国籍を超えた多様な人々と協働して主体的に活動した経験があること、あるいはそのような活動をする意欲を有していること 私は入学当初、漠然と卒業後は食品メーカーの開発職に就きたいと考えていました。農学部で学んでいく中で食品による地域活性化に興味を持ち、卒業後に地元栃木県の食品メーカーで働きたいという具体的な進路を考えるようになりました。私が在籍していた食生命科学科バイオサイエンスコースでは、主に動物、生物、微生物について学びますが、食品の授業も多く選択することができるため、食品についてより深く学ぶことができます。また、研究室では食品に関する様々な実験を経験できたことでものづくりの楽しさを知り、開発職により興味を持つようになりました。現在は大学時代に学んだ食品衛生の知識を活かしながら製造職として勤務していますが、今後は開発職として地元食材を使用した商品を開発し、地域活性化に貢献していきたいと考えています。 私自身、茨城大学農学部に入学して学業に励んでいく中で具体的に自分のやりたい分野を見つけることができました。食品又は生命科学に少しでも興味のある方はぜひ、自然豊かな茨城大学農学部で学び、実習や資格制度を通じて様々な経験を積んでください。今は将来の具体的な進路が決まっていなくても、きっと興味のある分野が見つかると思います。 私は現在、茨城県農林水産部の出先機関である茨城県県北農林事務所土地改良部門事業調整課に所属しています。土地改良部門の仕事内容は、農業の生産性向上のための基盤整備や農村地域の振興にかかわる業務を行っています。事業調整課の担当業務は、基盤整備事業予定地区の調査及び計画策定です。 私は高校時代、”自然環境”や”地理”に興味関心があり、漠然と大学ではそれに関することを学びたいと考えていました。当時、進路について決めかねていましたが、高校の学年主任の先生が紹介してくれた為、茨城大学を選びました。 茨城大学を選んでよかったと感じる点は、座学の講義や実験、卒業研究を通して、今の業務内容に必要な知識を身につけることができたところです。特に、実習等のフィールドワークの科目が多くあり、学んだことのアウトプットや自ら考える貴重な経験をできるところが、この学科の魅力です。この学科を選んだことで、今県職員として、施策を講じ、地域の発展に役立つ仕事ができていると感じます。木莉津柊音人2農学部ではこのような学生を求めています

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