010University President岩手県立大学長鈴木 厚人本学の学生の皆さんは、山と川、森に囲まれた自然豊かなキャンパスで、一人一人が自己の研鑽に励み、力強く前に進もうとしています。そして学業に加えて、東日本大震災被災地への復興ボランティア活動、地域創生活動、国際交流活動などを通して、自律的な自己形成にも熱心です。 現代社会には、人口の少子高齢化、地球温暖化、情報の氾濫、技術革新など避けて通れない情勢が待ち受けています。しかし、古今東西、人間社会は常に単純から複雑へと変動を続け、人類はそのつど社会課題を克服してきました。皆さんも社会の課題解決を通して、自らの道を切り拓く努力が必要です。この克服の鍵は、今直面する課題に全力を尽くすことです。課題の大小、解決・未解決に関わらず努力した結果は必ず自信につながります。そして、その自信と達成感の蓄積は、将来さまざまな社会課題に迅速に対応できる人間形成の原動力になります。本学での教育、研究、社会活動の場でこのような自己研鑽に参加しませんか。「今日なしうることに全力を注ぎなさい、そうすれば明日は一段の進歩を見るでしょう」、「今日のひらめきは、明日のきらめき」。大学生としての4年間は、皆さんが希望ある未来を切り拓く舞台になるでしょう。夢の実現に向けて「今に全力」で励み、前進する皆さんへの応援は、私たちにとっての喜びです。Iwate Prefectural希望ある未来を切り拓こう岩手県立大学は、岩手県の歴史や風土、伝統の上に、21世紀の新たな時代を拓く高度な教育・研究の拠点として開学しました。以来、建学の理念である「自然、科学、人間が調和した新たな時代を創造し、人間性豊かな社会の形成に寄与する、深い知性と豊かな感性を備え、高度な専門性を身につけた自律的な人間を育成する大学」を実践してきました。 University 2025x岩手県立大学
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