012MessageUniversityの本質、世界への全体観を得るための道筋副学長兼教育支援本部長高橋 聡詳細サイト大学では各種の学問を学びますが、より根本的な目的は知性を総体として磨くことです。各学問の知識を修得するための道筋に比べ総体としての知性への道は見えにくく、その道筋を示す「基盤教育」はUniversityのいわば本丸です。岩手県立大学の基盤教育は「大学で学ぶ力をつくる」「生きる世界を知る」「学問を知る・使う」の観点から多角的体系的に学べる上に、学部を越えた総合的コースである「地域創造」「国際教養」の副専攻にデータサイエンス、キャリア教育を加えた教育プログラムが設けられ、総体的知性への道筋を示します。学部の専門に加え基盤教育プログラムを主体的に活用してこそ、Universityを満喫したと言えるでしょう。Academic Literacy大学の学びを支える基礎科目とそれぞれの専門を発展させる教養科目を提供します現代社会は、予測不能の社会といわれています。皆さんは4年間で学んだ専門分野の知識・技術をその時代の要請に応じて、使用可能なものとして発展させていくことを求められます。そのためにも、人類がこれまで築き上げてきた「知」を知り、私たちを取り囲む世界を知り、活用する力が必要になります。本学の基盤教育は、そのような知と技を修得するために講義・演習・実習など多彩な教育方法で学んでいきます。基盤教育
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