菜さんいわて創造学習Ⅰ現地に行って体感できる「発見の面白さ」いわて創造学習Ⅱ参加学生に配慮した企画は学部の学びにも通じる016地域創造教育プログラムは、グループ活動を中心とした地域での実践活動を通して学修します。副専攻の全課程(規定の単位数16単位)を修了した学生に対し、修了証と『地域創造士』の称号を授与します。コア科目(全学必修)大学で学ぶ・大学を学ぶ新潟県出身なので岩手のことをもっと知りたいと、いわて創造学習Ⅰを受講。それまで盛岡以北に行ったことがなかったので、県北の「一戸町コース」を選びました。事業者や地域おこし協力隊などから話を聞いて視察するフィールドワークは、観光とは明らかに異なるもの。事前に調べていたのですが、それでも現地に行って初めて知ることが多く、「発見の面白さ」がありました。また、話を聞くなかで課題が見えてくる過程は、学部の学びと共通していることを実感。異なる学年・学部の学生とのやりとりが多いので、コミュニケーション力も高まったと思います。地域志向専門教育科目群地域志向基盤教育科目群キャップストーン科目いわて創造実践演習すさたおはるな各学部の専門性を活かしながら、それ以外の分野の知識を学ぶ、学部の枠を超えた学修の制度です。世界を「地域」「国際」という視点から理解し、実践的な考え方を体系的に学びます。「地域創造教育プログラム」と「国際教養教育プログラム」の2つの副専攻があります。社会福祉学部2年須佐 多緒さん[新潟県立新津高等学校卒]県内各地に1・2年次の学生が赴き、2日間のフィールドワークを通して地域について学びます。それぞれの地域の資源・課題を発見したり、それらを論理的にまとめ、他者にわかりやすく説明できるようになることを目指します。主体的な学びのきっかけを作り、地域に継続的に関わっていく意欲を高めます。看護学部生として、医師や病院の不足という課題を抱える沿岸地域に関心があり、いわて創造学習Ⅱでは宮古市をフィールドとしたプログラムを企画しました。それまで宮古市に抱いていたイメージは「海」でしたが、調べると山や川、それらを活かした産業があることを知り、「海・山・川の魅力を知って地域課題を知ろう」をテーマに設定。このように地域を多角的に学べる点が、創造学習の魅力だと思います。また、「参加学生が学びやすいように」と心がけて企画したことは、「患者さんの求めることを実践する」という学部の学びにも通じていると感じています。看護学部3年くずまき葛[岩手県立盛岡第三高等学校卒]2ndSTEPいわて創造学習Ⅰ3rdSTEPいわて創造学習Ⅱ1stSTEP|副専攻|地域を学ぶ4thSTEP巻 陽地域創造教育プログラム
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