岩手県立大学 入学案内2025
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琳さん香さん048さんいくえまなかたけるかりん社会福祉学部で学ぶ学生に、この学科を選んだ理由や日々の学び、大学生活の様子、将来への展望などを聞きました。社会福祉学科4年はたけやま畠山 委玖重さん[秋田県立秋田南高等学校卒]人間福祉学科4年おおた太田 愛[福島県立磐城桜が丘高等学校卒]高校生の時にボランティア活動で障がい者とふれあう機会があり、障がい者雇用の制度や支援に関心を持っていました。入学後は障がい者雇用も含めたソーシャルビジネスへと関心が移り、ビジネスを企画提案する学外活動に参加したり、労働社会学のゼミで学んでいます。また、代表を務めたボランティアサークル「風土熱人R」の活動でNPO法人と関わったことから、法人運営への関心も高まりました。塾でのアルバイト経験を活かし、将来は不登校の子どもを支援するNPO法人を立ち上げたいです。保育所または児童養護施設で働きたいと思い、保育士と児童指導員任用資格の2つを取得できる社会福祉学部を志望。3年次の児童養護施設での実習で、子どもたちを長期間支援しながら間近で成長を見守ることができる点、子どもたちが退所したあとも交流が続く点に魅力を感じ、卒業後は地元の施設で働くことを決めました。一方で、保育士と社会福祉士の資格も取得予定。そのための履修科目が多くて忙しいのですが、同様に取得を目指す仲間たちと励まし合いながら課題などに取り組んでいます。社会福祉学科4年やえがし八[岩手県立黒沢尻北高等学校卒]人間福祉学科4年やすがひら安ケ平 香[岩手県立盛岡第二高等学校卒]障がい者を支える仕事に就きたいと入学。でも学ぶうちに、障がいの有無に関わらずさまざまな問題を抱える人を支えたいと考えるようになりました。2年次の授業で、医療機関で他職種と連携しながら多様な人を支援する「医療ソーシャルワーカー」という職業を知り、目指すことを決意。「この人に支援してもらいたい」と信頼されるような医療ソーシャルワーカーになることが目標です。そのためにはまず多くの知識を修得したいので、社会福祉士と精神保健福祉士の2つの資格取得の勉強に励んでいます。高校生の頃に児童虐待の問題に関心を持ち、調べたところ、親の精神面の問題が背景にあることを知りました。心理学にも興味があったことから、その知識や技術で子育て中の親を支援したいと思ったことが、進学の理由です。その希望を叶えるために、公認心理師の資格取得を目指しています。社会福祉学部の魅力は、対人援助の方法や利他の考え方など、実生活で役に立ち、人間としての成長につながる学問を学べること。授業中、「皆が学修したら社会が平和になるかも」と感じることもあります。さまざまな学びを経て「NPO法人設立」を目標に児童養護施設での実習で将来の道を決めた医療ソーシャルワーカーを目指し、勉強に励む日々重樫 健実生活で役に立つ学問を学べる点が魅力|学生メッセージ!|01030204

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