岩手県立大学 入学案内2025
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香さん玉支援につなげたい輝さん加「万人の幸福」を目指す希さん菅社会資源を開発するのが夢貴さん慶仕事上の思考のヒントに049たまやまゆかかくらゆうきかんのさきけいちょうさき岩手医科大学附属病院平成27年3月旧福祉経営学科卒[岩手県立盛岡第三高等学校出身]㈱邑計画事務所令和2年3月社会福祉学科卒[花巻東高等学校出身]社会福祉法人奥州市社会福祉協議会令和4年3月社会福祉学科卒[岩手県立水沢高等学校出身]仙台市こども若者局児童相談所令和4年3月人間福祉学科卒[宮城県仙台第三高等学校出身]在学中は、県内の障害者・高齢者施設を対象とした化粧ボランティアサークル「KIPU*Labo」の活動に力を入れました。この活動や講義、実習を通して、人の悩みには心身の健康が大きく影響していることを実感。そうした悩みに迅速に対応し、支援につなげたいと思ったのが、今の仕事を選んだ理由です。現在は院内の相談室で、患者さんやご家族の心理・社会・経済的問題に対する相談支援業務を行っています。来室時には硬い表情だった患者さんやご家族が次第にホッとした表情になったり、顔を上げて帰る姿を見た時には、とても嬉しく、幸せな気持ちになります。宮古市出身で、東日本大震災を経験。地元や岩手のために何かしたいと考えたとき、「福祉の真髄は万人の幸福の追求」と知り、進学しました。入学後は、福祉のほか街の活性化などの領域も学び、まちづくり団体でのインターンや組織の立ち上げなどを経験。卒業後、「地域貢献」「万人の幸福」を実現するため、「地元コンサル」を掲げてまちづくりを行う現在の会社に入社しました。仕事は、県内の自治体の計画策定のための調査、地域のワークショップやイベントの手伝いなど幅広く、自社の経理も担当。責任のある仕事を任され、日々やりがいを感じています。ソーシャルワーク実習で地域住民の身近なニーズを拾い上げる現在の職場に魅力を感じ、就職しました。現在は「生活困窮者自立支援室」に所属し、相談者に利用可能な制度や事業を提案する一方、相談が不安な方や苦手な方には関係機関に同行するなどの「伴走支援」を行っています。その際、相手が理解しやすい伝え方や、話し方・表情などの非言語コミュニケーションなど、大学での学びが活きています。住民のさまざまなニーズに対応できる社会資源が少ないことにもどかしさを感じることがあり、いずれは自分が社会資源を開発する側になりたいです。児童福祉の分野に興味を持ち、それに関する科目やサークル活動に注力。特に子どもを対象としたボランティアサークル「どろんこ隊☆」では、子どもの居場所づくりを目指して仲間とともに学習室の企画・運営を行い、交渉力を養うことができました。職場では児童福祉司(地区担当のケースワーカー)として、保護者への支援や助言指導等を行っていますが、その際に、大学3・4年次の所属ゼミで学んだ、子どもへの虐待に関する歴史や事例が思考のヒントになっています。今後も常に自分の課題に向き合い、信頼されるソーシャルワーカーを目指します。医療ソーシャルワーカー地元コンサルタント社会福祉士児童福祉司山 有悩みに迅速に対応し倉 侑「地域貢献」と野 咲住民のニーズに対応する長 紗所属ゼミでの学びが|卒業生メッセージ!|社会福祉学部で学び、自分の進むべき道を見つけた卒業生たち。大学時代に得た学びや学校生活の思い出、そしてこれからの目標を聞きました。01020304

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