岩手県立大学 入学案内2025
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089総合政策学部は、法律・行政コース、経済・経営コース、地域社会・環境コースに分かれています。3コースの先生1人ずつに、それぞれの研究室が現在取り組む研究について聞きました。自治体運営の持続性の研究数学の定理の「論証」水環境の研究研究テーマは「行政と地域住民との連携で、自治体運営をどう持続していくか」。ゼミでは実態や課題調査のため、住民へのヒアリングや対象現場の視察といった「フィールドワーク」を必須としています。一方、学生には調査結果の分析力も求めており、「体・徳・知」をスローガンに掲げています。経済学の学びに必要な数学。村木教授の研究室では、その定理を証明する「論証」の力を養うことを目的としています。具体的には、各自が選んだテキストの内容を、他の学生や村木教授に説明するというスタイル。「数学は不思議な学問。その『不思議な点』にふれ、一緒に楽しみましょう」と呼びかけます。河川等の水域や人工湿地などを対象に、水質の動態や浄化効果など水環境について研究する辻教授。ゼミでは「水」を題材に、課題を見つけ、仮説を立てて現場で調査し、結果を分析する手法を学びます。「人の営みによる水環境悪化が目立つが、改善することも可能であることを意識してほしい」と期待しています。役重 眞喜子 准教授の研究室法律・行政コース村木 尚文 教授の研究室経済・経営コース辻 盛生 教授の研究室地域社会・環境コース|ようこそ研究室へ|

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