東京海洋大学 令和6(2024)年度 入学者選抜要項
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大学の人材養成と目標 アドミッション・ポリシー(入学者受入方針) ‐1‐ 東京海洋大学は,大学の理念,大学の人材養成と目標,アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)及び教育研究上の目的を次のように掲げています。 大学の理念 人類社会の持続的発展に資するため,海洋を巡る学問及び科学技術に係わる基礎的・応用的教育研究を行う。 我が国が海洋立国として発展し,国際貢献の一翼を担っていくためには,国内唯一の海洋系大学である東京海洋大学が,「海を知り,海を守り,海を利用する」ための教育研究の中心拠点となって,その使命を果たす必要がある。このような基本的観点に立ち,本学は,研究者を含む高度専門職業人養成を核として,海洋に関する総合的教育研究を行い,次の能力・素養を有する人材を養成する。 一 海洋に対する科学的認識を深化させ,自然環境の望ましい活用方策を提示し,実践する能力 二 論理的思考能力,適切な判断力,社会に対する責任感をもって行動する能力 三 現代社会の大局化した諸課題について理解・認識し,対応できる実践的指導力 四 豊かな人間性,幅広い教養,深い専門的知識・技術による課題探求,問題解決能力 五 国際交流の基盤となる幅広い視野・能力と文化的素養 東京海洋大学は,海洋分野において国際的に活躍する産官学のリーダーを輩出する世界最高水準の卓越した大学を目指しています。 海洋・海事・水産分野に興味のある次のような学生を求めています。 本学の教育を受けるうえで必要な素養と基礎学力を有し,旺盛な学修意欲があり,新しい課題に積極的に取り組もうとする人,常に視野を広め,主体的に考える姿勢を持った人,コミュニケーション能力を高め,異なる考え方や文化を尊重する人,グローバル社会での活躍を目指す人を多様な入試方法により国内外から広く受け入れます。 教育研究上の目的 海洋生命科学部においては,海洋を含めた水圏に生息する多様な生物の資源としての保全・利用やそれらに関するバイオテクノロジー,食料の利用・加工,海洋政策や文化に関心と興味を持ち,これらに係わる諸課題を追求し,解決するための行動力とグローバル化への対応力を身につけた高度専門職業人を養成するとともに,これらの諸課題に係わる基礎から応用に至るまでの研究を行うことにより,人類社会の発展に貢献することを教育研究上の目的とする。 海洋工学部においては,海上輸送に関連する海,船の利用及び物流等に強い関心を持ち,工学的視点からこれらに係わる諸課題の理解と解決に必要な高度な技術と専門知識を含む幅広い教養,及び豊かな人間性を身につけた国際的にも活躍できる高度専門職業人を養成するとともに,これらの諸課題に係わる基礎から応用に至るまでの研究を行うことにより,人類社会の発展に貢献することを教育研究上の目的とする。 海洋資源環境学部においては,海洋環境の保全と,海底を含めた海洋資源の開発と持続的利用に関心を持ち,これらに係わる諸課題をグローバルな観点から俯瞰し,解決するための高度な知識と技術を身につけ,応用力のある高度専門職業人を養成するとともに,これらの諸課題に係わる基礎から応用に至るまでの研究を行うことにより,人類社会の発展に貢献することを教育研究上の目的とする。 大学の理念,大学の人材養成と目標,アドミッション・ポリシー (入学者受入方針)及び教育研究上の目的

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