神戸大学大学院 経済学研究科 経済学部 2018
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六甲台一口メモ l 15アカデミア館裏側の土手には岩蕗(いわぶき)の群生が見られる。秋には黄色い花が咲き,キレイ。Graduate School of Economics経済学研究科修了後の進路 本研究科の研究活動・研究者育成についての高い評価と大学院生の積極的な研究活動によって,多くの研究科学生ないし修了生が,国・公・私立大学の教員や研究所の研究員などの職を得ています。 博士号の取得は経済学の研究を生涯の仕事とする研究者にとって1つの“事業”です。博士号は,「研究者として自立して研究活動を行うに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を有するものに授与する」(大学院設置基準第4条)と規定されています。 博士号には課程博士と論文博士がありますが,皆さんが取得を目指すものは課程博士です。課程博士は,前期課程を修了し,後期課程に3年以上在学して所定の単位を修得し,学力試験2分野に合格していれば,博士論文を提出して審査を請求できます。本研究科では,1988年度に第1号の課程博士が誕生して以来,日本人146名,外国人80名(平成29年4月現在)の卒業生が課程博士を取得しています。博士論文稲葉 千尋関西外国語大学人文外国語学部助教最近の主な就職先岡山商科大学大阪商業大学環太平洋大学関東学園大学久留米大学経済産業省高知大学大正大学駿河台大学国立社会保障・人口問題研究所海南大学国土交通省近畿地方整備局一橋大学福山大学貿易大学中国アモイ大学経済学院中南財経政法大学南華大学日本学術振興会日本銀行日本経済研究センター三井住友銀行立命館アジア太平洋大学三菱重工業(株)三菱総合研究所(株)矢野経済研究所(公財)医療科学研究所(公財)地球環境戦略研究機関(独)経済産業研究所Hanoi Foreign Trade University(一財)医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構充実した大学院生活を 神戸大学大学院には,経済学の様々な分野の先生がいらっしゃり,第2ゼミ(サブゼミ)として複数のゼミに参加することができるシステムがあります。自分の研究分野はもちろん,それ以外にも視野を広げることができました。大学院の授業やゼミは,学部時代から比べるとかなり難易度が上がり,研究室にほぼ毎日籠った生活を送っていました。しかし,神戸大学大学院には多くの同級生,先輩,後輩,さらに留学生が在籍しており,毎日互いを励まし,切磋琢磨していました。このような大学院仲間の存在なしには,修士論文や博士論文などの大きな課題を乗り越えることができなかったと思います。これらの研究生活を通じて,経済学や世の中の問題に対する自分の考え方を磨き,研究の土台が培われたと思います。このように神戸大学大学院には,素晴らしい指導者布陣,研究の環境,刺激しあうことができる仲間がいます。研究者への道は容易なものではありませんが,皆さんの「研究がしたい」と思う気持ちを伸ばしてくれる場所だと思います。変更予定主な博士論文テーマ•抱き合わせへのエンフォースメントと消費者の利便性―マイクロソフト,グーグル,アップル•ベトナムにおけるインフレーション及び金融政策に関する実証分析•An Insight into Fiscal Policy and Economic Growth in Asian Economies•Distortions of incentives in voting and reporting behaviors•Marital Status, Saving of Elderly Person and Education•The theoretical analysis of economic behaviors with psychological factors

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