神戸大学大学院 経済学研究科 経済学部 2018
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22六甲台一口メモ l 本館は石造りなので,室温が上がりにくく,春でもひんやりとしている。神戸から世界へ,世界から神戸へ 経済のグローバル化の進展により,研究者,企業人にはより一層の国際性が必要となってきています。英語を使いこなせることは必要ですが,それだけでは十分ではありません。そこで,神戸大学経済学部では,これまで行われてきた大学間協定に基づく単位互換留学に加えて,海外協定校と連携した海外留学および大学院での英語による授業を組み合わせた学部・大学院のIFEEKを平成25年度より開始しました。さらに,英語で専門知識を学ぶための語学力を高めるプログラムを提供しています。また,神戸大学は学生を世界に送り出すだけでなく,多くの海外出身の学生が学んでいます。経済学部・経済学研究科でも別表のように,中国や東南アジア諸国,欧米各国からの多くの留学生が在籍しています。そこで,本大学院では,英語による授業の履修のみで修了できる英語コースを充実させるなど,留学生,日本人学生がともに学ぶ国際的な教育環境の充実に努めています。国境をこえて経済学を 経済学は,社会科学の中でも研究における国際化が進んでいる分野です。神戸大学経済学部でも,長期の在外研究をはじめ,短期の学術調査,講演,国際学会での研究報告など,多くの教員が世界各地に出かけています。また,外国人研究者の来学も盛んで,研究会やセミナー等で活発な討論や意見交換が行われています。加えて,神戸大学経済経営研究所などとも連携しながら,アメリカのハワイ大学や台湾の国立台湾大学,中国の山東大学,南開大学,浙江大学,厦門大学,シンガポールの南洋理工大学,韓国の漢陽大学校,ベルギーのブリューゲル研究所などと定期的に相互交流の研究集会を開催しています。研究を通じた国際交流 神戸大学では世界各国の約200の大学・研究機関と全学協定,学部間で協定を結んでいます。経済学部・大学院の学生は,ワシントン大学(アメリカ)やロンドン大学SOAS(イギリス),パンテオン・アサス(パリ第二)大学(フランス),ベルリン経済法科大学(ドイツ),ルーヴェン大学(ベルギー),オーフス大学(デンマーク),グラーツ大学(オーストリア),ダブリン・シティ大学(アイルランド),北京外国語大学(中国),漢陽大学校(韓国)など世界各地の諸大学へ学生交換協定に基づく留学が可能で,これらの大学で取得した単位は,一定の範囲内で卒業に必要な単位として認められています。また,本研究科ならびに協定大学の修士号を取得できるダブル・ディグリープログラムは,現在は北京外国語大学とルーヴェン大学の学生を受け入れる形で実施されています。2015年度からは,本研究科の学生の派遣も開始しました。海外協定校への留学難波 明生 教授在外研究 教員からのメッセージ計量経済学統計学主な留学先人数ベルリン経済法科大学(ドイツ)15ルーヴェン大学(ベルギー)9バルセロナ大学(スペイン)5ダブリンシティ大学(アイルランド)4バベシュ・ボヨイ大学(ルーマニア)4ヘント大学(ベルギー)3キール大学(ドイツ)2西江大学校(韓国)2ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ(アメリカ)2ルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)2漢陽大学校(韓国)1国立台湾大学(台湾)1リール第三大学(フランス)1ワシントン大学(アメリカ)1■ 平成26~28年度の派遣留学実績※( )内は学部留学生数出身国人数出身国人数出身国人数中国112(8)ドイツ2クウェート1ベトナム13(9)アフガニスタン1スペイン1(1)韓国11(8)アルジェリア1ナイジェリア1ベルギー3(2)アルメニア1(1)フランス1(1)アイルランド2(2)イタリア1香港1(1)イギリス2(1)エチオピア1マレーシア1(1)インドネシア2(2)ガーナ1モーリシャス1オランダ2カナダ1ルーマニア1(1)タイ2(1)カンボジア1台湾2キューバ1計170(39)■ 平成29年度4月現在の留学生数 カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)において在外研究をおこなう機会を得ました。UCRはロサンゼルス校(UCLA),サンディエゴ校(UCSD)などからなるカリフォルニア大学群の1つで,ロサンゼルスから車で1時間ほどの場所にあります。UCRには,経済学部だけでなく,計量経済学と強い関係のある統計学部もあり,多くのセミナーが開催されています。セミナーには,世界中から著名な研究者が訪れ,様々な研究についての報告が行われています。また,アジア,ヨーロッパ,南米など世界中から私と同様の訪問研究員も数多く訪れており,訪問研究員用の研究室では,研究員同士,研究に関する議論のみならず,様々なことについて意見の交換が行われています。UC Riversideで計量経済学を研究

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