神戸大学大学院 経済学研究科 経済学部 2018
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六甲台一口メモ l 0101 神戸大学経済学部・経済学研究科は,1902年(明治35年)に設置された官立神戸高等商業学校を起源に,110年を超える歴史と伝統を持つ経済学の高等教育機関で,多くの有為な人材を実業界や官界,政界に輩出してきました。1953年(昭和28年)には大学院経済学研究科が設置され,研究者養成機関として学界で活躍する多くの優秀な研究者を育成してきました。神戸大学経済学部・経済学研究科は,次のような特徴を持つ優れた学習・研究環境を皆さんに提供できると確信しています。 第一は,50名を超えるスタッフが,経済学のきわめて幅広い分野にわたって,研究・教育を行っていることです。専門分野は理論,歴史,計量,政策,技術・環境,金融・財政,国際経済,比較経済と経済学の全ての分野をカバーしています。国際都市神戸という環境の中,国際経済や各国経済を専門とするスタッフはとても充実しています。経済経営研究所や国際協力研究科のスタッフを合わせると,アジアからアフリカまで世界の殆どの地域研究をカバーしています。特に,EUIJ(EU Institute in Japan)関西の核として,EU教育・研究については中心的な役割を果たしています。さらに,地球環境等の今日的な問題についての教育・研究にも早くから取り組み,ごみじゃぱんやESD(持続可能な開発のための教育)コースなどの成果を上げてきました。 第二は,伝統的に実学と少人数教育を重視していることです。学部では3・4年次に開講される1クラス10名前後のゼミ(研究指導)が教育の中心の一つで,専門分野を徹底して研究するだけでなく,教員や他のゼミ生との密接なつながりを通じた人間形成の場ともなっています。一橋大学,大阪市立大学との三商大討論会(三商ゼミ)は,ゼミ活動を基礎とした他大学との交流の伝統を60年の時を越えて今に伝えています。大学院においても,ゼミでの教員による論文作成指導を通じて,自立した研究能力を持つ専門家を養成します。 第三は,伝統を維持しながらも,社会の新しいニーズに対応したプログラムを提供してきていることです。2010年には法学部と協力した法経連携専門教育プログラムを開始しました。また,国際性と専門性を身につけた人材の育成を目的として,2013年に5 年一貫経済学国際教育プログラム(IFEEK),2014年にEUエキスパート人材養成プログラム(KUPES),2015年にグローバルマスタープログラム(GMAP)という教育プログラムをスタートしています。大学院では,研究者養成を目的とする本科コースに加え,高度専門職業人の育成というニーズに対応して専修コースと社会人コースを設け,計量経済学のスキルを集中的に学ぶスキルアップ・プログラムや,地方財政や福祉といった重要な課題を扱うリカレント教育プログラムを提供しています。また,在学中から社会の動きに関心を向けてもらう目的で,民間企業,官公庁,シンクタンク,NPO 活動家などを講師にした社会人特別講義も毎期開講しています。 第四は,経済学部,法学部,経営学部といった社会科学系の学部・大学院の卒業生・修了生によって組織されるOB会である「凌霜会」のネットワークを,学部・大学院の在学中から準会員として利用できることです。皆さんは,110年を超える伝統の重みをひしひしと感じることでしょう。 神戸大学経済学部の門をたたいてくださるのを心よりお待ちしています。経済学部長 経済学研究科長中村 保Introductionはじめに

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