神戸大学 大学院経済学研究科・経済学部 2021
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六甲台一口メモ l 15アカデミア館裏側の土手には岩蕗(いわぶき)の群生が見られる。秋には黄色い花が咲き,キレイ。Graduate School of Economics経済学研究科修了後の進路 本研究科の研究活動・研究者育成に対する高い評価と研究科学生の積極的な研究活動によって,多くの修了生が,国・公・私立大学の教員や研究所の研究員などの職を得ています。 博士号の取得は経済学の研究を生涯の仕事とする研究者にとって一つの“事業”です。博士号は,「研究者として自立して研究活動を行うに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を有するものに授与する」(大学院設置基準第4条)と規定されています。 博士号には課程博士と論文博士がありますが,皆さんが取得を目指すものは課程博士です。課程博士は,前期課程を修了し,後期課程に3年以上在学して所定の単位を修得し,学力試験2分野に合格していれば,博士論文を提出して審査を請求できます。本研究科では,1988年度に第1号の課程博士が誕生して以来,日本人175名,外国人101名(令和2年4月現在)の卒業生が課程博士を取得しています。博士論文小野寺 香月西南学院大学商学部講師最近の主な就職先大阪経済法科大学大阪国際大学大阪府庁岡山商科大学関東学園大学京都大学経済産業研究所経済産業省高知大学神戸大学国土交通省近畿地方整備局シンプレクス・ホールディングス西南学院大学大正大学地球環境戦略研究機関中国アモイ大学経済学院中南財経政法大学東京財団常盤大学南華大学日本学術振興会日本銀行日本経済研究センターハノイ貿易大学一橋大学福山大学貿易大学松山大学三井住友銀行三菱重工業三菱総合研究所目白大学矢野経済研究所University of Jos環境の有効活用を期待します 神戸大学大学院経済学研究科は,卓越した研究環境にあります。多様な分野で活躍される先生方の講義やゼミは,皆様の知的好奇心を刺激し,研究へのモチベーションを高めるでしょう。さらに本学の特徴として,研究という共通の目標を抱く同世代との交流機会の多さと深さがあると思います。コースワーク等大学院の開講科目を通じ共通の知識の土台を形成し,これに加え,他者の研究やその過程を知ることは,互いの研究意欲や発想を刺激し合うことになるでしょう。このような環境が自然と形成され,かつ活発であることが,他にはない本校の特徴です。 研究活動には自身の真摯な姿勢が要求されることは当然ですが,その過程において,志を同じくする先輩・同期・後輩達との交流,協同を通じ研究を進展させられるのなら,それは貴重な財産になります。ぜひ皆様が,この環境を「よい」方向に役立て,自由な発想を実現する力を養い,充実した大学院生活と実りある成果をつかみ取られることを願っています。最近の博士論文テーマ•「地域経済振興の諸施策に関する実証研究」•「フリーランスの就業実態と社会保険加入状況の考察 ―フリーライターへのアンケート調査結果を中心に― 」•「日本企業の技術移転と集積効果による地域経済発展の実証研究」•「中国の不動産市場に関する実証研究」•“An empirical study on exchange rate with wavelet transform approach”•“Financial markets imperfections, development banking and growth: Theory and evidence”•“Three Essays on Household Energy Use in Ghana”

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