熊本大学 2020
33/90

学部の構成 4学科10コース人間科学社会人間学地域科学世界システム史学歴史資料学超域言語文学東アジア言語文学欧米言語文学コミュニケーション情報学現代文化資源学文学部関連施設文学部関連施設総合人間学科歴史学科文学科コミュニケーション情報学科熊本大学附属図書館に寄託されている「永青文庫資料群」(細川家伝来の歴史・文学資料群)の研究の深化と地域文化への貢献を目的に設置されています。数万点にもおよぶ非常に価値の高い資料群で、近世熊本・近世日本の歴史をひも解く研究の場です。稲葉センター長はメディアからの出演依頼も多く、一度はテレビで見たことがあるかも。永青文庫研究センター熊大がもつ夏目漱石と小泉八雲に関する資料等の研究成果を地域社会に還元できる人材の育成を推進します。また、関連資料等の総合的研究拠点となることで、行政機関との連携のもと、熊本の地域振興に貢献することを目的とします。漱石・八雲教育研究センター黒髪・本荘・大江の各キャンパスは、ほぼすべてが縄文時代から近世にかけての遺跡の上に位置しています。大学の開発に伴う遺跡の調査を行う機関で、調査結果は学内の教育にも還元されています。発掘調査地にはそれを示す看板が設置されているので、熊大に来たら「ヤキンちゃん」と一緒に出土地をめぐりながら熊大を発掘してみてください。埋蔵文化財調査センター検索「クマダイ遺跡巡り」でアプリを検索!熊本高等工業学校旧本館の調査風景圧痕がおもしろい!!歴史学科考古学分野 小畑 弘己教授教授は土器表面にある穴にシリコンゴムを流し込み型取りするという方法(レプリカ法)で、ダイズやコクゾウムシ、果てはゴキブリの卵まで発見されました。その土器の時代にはないとされていた栽培植物の種子や貯蔵食物を加害した昆虫の発見で、農耕の開始時期や定住生活の様相についての定説を覆し、論争をよんでいます。研究紹介文学部総合人間学科歴史学科文学科コミュニケーション情報学科Kumamoto University 202032

元のページ  ../index.html#33

このブックを見る