熊本大学 文学部 CAMPUS GUIDE 2024
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コースの詳細はP.35-36でも紹介文学科 多言語文化学コース(国際文化学)「文学科」と聞くと、文章を読んだり書いたりが中心で、就職には役に立たないなどのイメージを持っている方も多いかもしれません。私は、2021年度新設の多言語文化学コース国際文化学履修モデルで、ファッションやメイクといった、装いに関する文化を追求していますが、入学前のそのようなイメージは一変しました。装いといっても、映画の登場人物の装いを研究対象にするのか、ファッション誌を研究対象にするのかで全く方向性が変わってきます。研究方法も、外国語論文を読んでみたり、自分でアンケートを取ってみたりと、挑戦的な取り組みを行っています。好きな分野を研究対象に選んでいるからこそ、楽しく主体的に学びを深めていくことができます。また、単なる調べ学習ではなく、今までの研究にない新しい発見を、自分自身で見つけていくことに大きな充実感を覚えています。文学科の研究対象である文学や言語、文化を研究することによって、異文化理解に努めたり、社会的課題に向き合ったりする機会も増えました。将来、何になりたいかだけではなく、どんな人間でありたいかを文学科で一緒に考えてみませんか。0506谷口 空悠海さん文学科多言語文化学コース3年文学や言語、文化を研究し、自分の好きなことを突き詰めることが、異文化理解や社会課題の解決に繋がる。

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