高知工科大学 2024
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就 職就 職就 職就 職就 職就 職就 職修 了修 了副専攻の選択も可能(複数OK)いのか」を考え、3年次に決定します。「専攻」はそれぞれの分野における専門性を身につけるための履修モデルのようなものであり、「専攻」に加え「副専攻」を設定することができます(複数設定可)※。これは欧米の大学で一般的な「メジャースタディー」「マイナースタディー」と呼ばれる教育システムを、本学ならではの教育力によって最も効果的にアレンジ・深化させたものです。学群をまたいで副専攻を選ぶことも可能です。固定化されたカリキュラムによって与えられた知識を学ぶ旧来型の教育では、次代を担う人材とはなりえません。学生一人ひとりが興味・希望に合わせ、自由に学びの形を選び取っていくことこそ、本学の教育の基本です。※学群によって異なります。環境問題への配慮は、製造業の重要課題であり、環境に優しい商品の開発は必須となっている学びのフローシステム工学群理工学群情報学群マネジメント学群17Kochi University of Technology経済・例えば、自動車に興味のあるキミが、知能機械工学専攻を主専攻に選んだ場合…大学入学後、大学の学びに触れるうち、興味や好奇心に変化が起きるかもしれない。本当に自分の進みたい道、研究したい対象が見つかるまで、専攻をじっくりと考えることができます。本学では、1・2年次は学群内の多様な領域に触れ、幅広い科目を横断的に学び、その過程で本当に学びたい分野を段階的に見極めることができます。これからの自動車産業界では、環境問題と相まって、化石燃料使用の低減に欠かせない燃料電池の開発は避けては通れません。もうひとつのキーワードが“自動運転”。もはや車自体がひとつの大きなコンピュータと言っても過言ではなくなってきています。材料工学やプログラミングなどの知識は不可欠です。副専攻で幅広く視野を広げ、多様で柔軟な思考力を手に入れましょう。学士課程の学びを高度な研究につなぐ連続した教育プログラム。先端企業を中心に、大学院修士課程を修了し、高度な専門知識と幅広い視野、そして共同で研究開発プロジェクトに携われる豊かなコミュニケーション能力をもった理工系人材を求める傾向が強まっています。本学の理工系3学群では学士課程と大学院修士課程の教育・研究を、早期卒業と早期修了のフレキシブルな組み合わせにより、シームレスにつなぐことができる「5年一貫教育型※」のカリキュラムを整備。また、様々な就学サポートを行い、学生が大学院でさらに成長できる環境を整えています。※本人の希望により、6年一貫教育型カリキュラムを選択することも可能です。2年第1クォータ時 機械系・電子系・建設系のうち、いずれか1つの系を選択2年第1クォータ時 専攻仮配属2年第1クォータ時 専攻仮配属2年第3クォータ時経済系・マネジメント系いずれかの系に配属学士課程自動運転燃料問題● 知能機械工学専攻● 航空宇宙工学専攻● エネルギー工学専攻● 応用物理専攻● 機能化学専攻● 生命情報専攻● AI・コンピュータ科学専攻● サイバーリアリティ専攻● 脳情報・心理情報学専攻● 人間行動専攻● 経済政策専攻● 数理経済マネジメント専攻● 国際経済マネジメント専攻通信・ネットワーク通信衛星から渋滞情報や事故情報などを受信し、最適な道を選択するカーナビシステムなどエネルギー工学電気自動車の普及に加え、水素エンジンの開発が進められている電気・電子工学画像情報を処理し、自動車の動作に関わるシステムと連動させ、自動ブレーキなどの仕組みを作る材料工学リチウムイオン電池や燃料電池の性能向上、技術開発が急務流体力学燃料効率の向上をめざして空気抵抗の低減に努める専攻決定● 電子・光工学専攻● 建築・都市デザイン専攻● 地域・行政システム専攻● 企業・起業マネジメント専攻● スポーツマネジメント専攻モバイルコミュニケーションショップやレストラン、駐車場などの情報、近隣の観光地の紹介など有機化学フロントガラスをモニターにする技術など、液晶パネルのような素材開発卒 業大学院進学知能機械工学コース航空宇宙工学コースエネルギー工学コース電子・光工学コース社会システム工学コース理工学コース情報学コース起業マネジメントコース高度教育実践コース情報処理工学検知した画像情報を素早く解析し機械システムに命令するための情報処理修士課程大学院工学研究科基盤工学専攻2年間修 了地球環境学電気・電子工学バックモニターなど、車外部のカメラと連動し、運転席のモニターに映し出す高分子化学マテリアル工学小型化・軽量化を実現するための新素材の開発土木・建築工学自動運転に備えて、道路などのインフラ整備学びの流れ学びの流れ専攻の決定は3年次まで熟考できる高校までの興味で、大学での専門分野を本当に決定できるのか?学群・専攻制ー専攻・副専攻学群・専攻制ー専攻・副専攻「学問領域全体を見渡せる資質をもったスペシャリスト」をめざす。学群・専攻制を採用している最大の目的は、「ゼネラリスト的な資質(多様で柔軟な視野・思考力、システム構築能力など)をもったスペシャリストの育成」です。テクノロジーは日々進歩し、より専門特化・細分化されています。だからこそ、例えば企業で技術開発、製品開発などに携わるエンジニアには、自分の専門分野だけでなく、関連する様々な学問領域への柔軟な目配りが求められるようになっているのです。こうした人材が育つためには、幅広く学びの自由度の高い「学群・専攻」の方が、従来の「学部・学科」よりも、学生の皆さんに大きなメリットをもたらします。5学群には合計20の専攻を設けています。「どの専攻を選ぶか」は各自が「どんな専門性を身につけた大学院とのつながり大学院とのつながり1・2 年次3 年次4 年次

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