高知工科大学 2024
22/88

【MRI】磁場と電波を使い、体の様々な部位をあらゆる角度で撮像し画像化できます。神経活動に伴う脳の血流動態を画像化し、脳の機能を調べることもできます。メディア学習室や映画、音楽の楽しめるAVブースなど、吹き抜けで開放感のある情報図書館は、24時間オープン。研究はもちろん様々な活用ができるスペースです。一様で乱れの少ない空気の流れをつくる装置です。流れの中に航空機や翼などの模型を置いて空気力学的な特性を求めます。21Kochi University of Technology試される場に立った時、人は育つ。国内外の学会発表に年間200人以上が参加します。システム工学群重森 総一郎鶴見 隆博中村 尚福島 史郎横山 成郎 データ&イノベーション学群2名配置予定理工学群野田 利幸藤井 崇情報学群岩村 聡田井 耕二経済・マネジメント学群葛原 主税都築 五明山田 篤司渡邉 泰高校と大学との学び方の違いを認識し、そのギャップを埋める架け橋となる導入科目。授業ではレポートの書き方、プレゼンテーション力、課題の発見から解決法まで習得できるようサポート。教育講師が少人数クラスで実践的な授業を行います。【風洞実験装置】【透過型電子顕微鏡(TEM)】薄膜試料(観察対象物)に電子線を透過させ、試料中で、原子により散乱・回折された電子を観察する顕微鏡。物質の内部構造を観察でき、微細構造の解析に最適。教育講師教員一覧本学では1年間に延べ200人以上の学生が国内外で開かれる学会に参加し、研究発表を行っています。学会で発表するためには自分の研究を、独自性をもちつつ客観的なデータに裏付けされた論文としてまとめることが必要。発表後には、聴講者からの質問に答えることが求められます。シビアなやり取りの中から、解決すべき課題や今後の研究へのヒントを得られることもあります。こうした経験を次のステップにつなげ、世界で通用する研究者・技術者へと自らを成長させていくのです。「来るべき社会に活躍できる人材の育成、世界の未来に貢献できる研究成果の創出、地域社会との連携と貢献」という本学の基本理念は、こうした独自の教育システムにも具体化されているのです。国際学会での発表実績例103rd American Meteorological Society Annual Meeting19th International Conference on Cognition and Exploratory Learning in Digital Age (CELDA 2022)2022 ACM SIGPLAN International Symposium on Memory Management (ISMM)2022 APCDA/IAEVG Conference Hosted by the Asia Pacific Career Development Association2022 IEEE Conference on Games2022 Joint 12th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and 23rd International Symposium on Advanced Intelligent Systems (SCIS&ISIS)2022 MRS Spring Meeting & Exhibit6th International Conference on Measurement Instrumentation and Electronics (ICMIE)2022AM-FPD2022Conference on Lasers and Electro-Optics (CLEO)Eurodisplay 2022International Virtual Conference on Advanced Nanotechnology & NanomaterialsISEM2022 International Symposium on Electromagnetics and Mechanics JSAP 2022 International Conference on Solid State Devices and Materials (SSDM2022)Tectonic Studies Group meeting TSG 2023The 10th International Symposium on Computational Intelligence and Industrial Applications(ISCIIA 2022)The 17th International Joint Symposium on Artificial Intelligence and Natural Language Processing (iSAI-NLP 2022)The 22nd International Vacuum CongressThe 27th International Conference on Technologies and Applications of Artificial Intelligence(TAAI 2022)The 27th International SPACC SymposiumThe Eleventh International Conference on Global Health Challenges, GLOBAL HEALTH 2022(2022年度)主なテーマ(2023年度)【附属情報図書館】【超高分解能走査透過型電子顕微鏡】1Å (オングストローム)=10-10メートルの分解能で元素を識別できる電子顕微鏡。従来の電子顕微鏡に比べて分解能が10倍も優れていて、化学分析機能(特性X線分析、電子線損失分光)を併用することで、原子レベルで元素の可視化が可能です。【走査型電子顕微鏡(SEM)】光の波長が長い光学顕微鏡と異なり、この顕微鏡は波長の短い電子を使うので、金属や新素材の細かい組織や生物の複雑な形状が観察できます。【単結晶X線構造解析装置】結晶の中での原子の並び方を決定する装置です。有機化合物や無機化合物、高分子化合物など、様々な物質の構造を描き出すことができます。● 「自分を知る」「企業を知る」「社会を知る」の3つの知るを学ぶ ● 理系大学生の読み書きそろばんの基本を認識● 実社会で活躍するために必要な「人間力」を高める● 専門への導入と、大学生の学び方● 社会に必要な情報技術を知り、チームで作品作りをやってみよう● レポート作成法をマスターせよ● 考える力 チームで協力し、アイデアを創出する● 変革期社会に求められる力● 情報リテラシー:理系学生としての心構えとツール活用法● 主体的に学ぶための基礎力を養う● 論理的思考と決める力、伝える力● だまされないぞ〜事実を正しく掴む〜● プレゼンテーションを学ぶ● 因果の構造化注) システム工学群では「システム工学基礎実験」の中で、同内容を実施。スタディスキルズスタディスキルズ大学の学びにスムーズに取組めるための授業。教育講師制度教育講師制度新入生の時から就職活動、卒業までお世話になります。教育講師が各学群に所属し、4年間継続して学生を指導・支援しています。教育講師は企業の研究開発部門やマネジメント部門などで活躍してきた実務経験者です。その経験を生かし、専門科目の教員とは異なる目線で学生のやる気を引き出します。この人間力を高める本学独自の制度は高い就職率や卒業生の活躍にも大きく貢献しています。学会発表への参加学会発表への参加最先端に触れる環境最先端に触れる環境最先端の機器を使いこなし、様々な実験に活用できる、最先端に触れる環境。全国で数台、あるいは四国で1台しかない最先端の実験装置・機器が並ぶ実験室。こうした高額な機器を学生が教員の講習を受けることで、研究室に配属される前から使うことができ、実験から卒業研究に至るまで、様々な自主学習に活用しています。また、情報通信分野の研究拠点としての評価も高く、情報教育環境の充実度に関する大学ランキングでも、全国トップクラスの位置づけを不動のものにしています。

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る