高知工科大学 2024
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未来に進む先輩例えばこんな講義例えばこんな研究室前田 和範 講師受け入れ可能な専攻|スポーツマネジメント/企業・起業マネジメント64KUT WAY 2024 本学群の経営学・経済学の基本的な知識に加えて、スポーツマネジメント、スポーツ産業論、スポーツマーケティング、スポーツ社会学、レクリエーション論などでスポーツマネジメントに関する専門知識を習得し、かつ実際にスポーツ分野に携わる人物・組織と触れ合うことで、スポーツビジネスの分野で求められるマネジメントスキルをもつ人材が育つことを目標としています。スポーツマネジメントの理論を理解し、実践を通じて様々な課題を発見します。個々に興味のあるスポーツ分野を自由に設定し、文献講読やトピックス紹介によって、スポーツ振興やスポーツ事業を展開するためのスポーツマネジメントの理論と現状を深く理解します。そして、地元のプロスポーツクラブや自治体でのフィールドワークとして、スポーツイベントの立案やスポーツファンのマーケティング調査など、多岐にわたる実践の機会の中で、課題発見・解決の力を身につけます。卒業論文では、プロスポーツ、大学スポーツ、地域スポーツ、生涯スポーツなど、様々なスポーツ分野におけるマネジメントをテーマに取り組んでいます。 スポーツ用品・健康器具メーカーやスポーツ施設運営などのスポーツ関連企業、自治体やNPO法人等でのスポーツイベント企画・実施などスポーツ振興に携わるスタッフ、スポーツ指導者、一般企業におけるスポーツ組織経営等、スポーツ分野、健康分野、地域振興分野に関連した幅広い進路が拓けます。本学でスポーツマネジメントを学び、将来に生かしたいという強い意志をもつ学生を求めています。スポーツマネジメントとは、「する」スポーツと「みる」スポーツの生産と提供に関わるビジネスや取り組みに対するマネジメントのことを指します。学問的には、一般的な経営学を親学問とする「応用経営学」に位置付けられています。現代社会では、スポーツは今や、身体活動や競技という意味合いだけでなく、エンターテインメントとしての試合観戦、健康、教育、まちづくり、観光、文化、政治など、あらゆる事業の中で重要な役割を果たすものになっています。スポーツに関わる組織を適切に機能させるためには、スポーツがもつ固有の特性を理解したうえで、マネジメントしていくことが求められます。学ぶ意義将来の展開スポーツマネジメントスポーツマネジメント専攻の核となる科目で、スポーツ経営(スポーツを商品やサービスとして提供する事業)全般について学習します。スポーツマネジメントの基礎を理解し、スポーツ経営関連の諸領域(組織行動、財務会計、消費者行動等)についてケースを交えながら学びます。スポーツマーケティングスポーツチーム・リーグ、スポーツメーカー、スポーツメディア、スポーツ協賛企業といった団体〈組織〉が、スポーツ消費者(スポーツ実践者、観戦者、愛好者等)に対して、効率的かつ効果的にどう働きかけていくのか、その「仕組みづくり」について学んでいきます。スポーツマネジメント実践論元あるいは現役スポーツ選手やスポーツビジネスに携わる人物などの外部講師によるオムニバス授業です。講師の体験に裏付けられた講義を通してスポーツマネジメントの実態について理解を深めるとともに、当該分野への一層の学習意欲向上が図られることを期待します。 小学生の頃から始めたソフトボールを悔いの残らないようやり遂げたいという気持ちと自分が育った地域に貢献したいという2つの目標を叶えようと高知工科大学に進学しました。当初は地域活性化を専門的に学ぼうと思っていましたが、前田先生(前田和範講師)の授業の影響で、もう少し広い視野で地域貢献について考えようと思えるようになりました。また、自分が打ち込んできたスポーツを通じて地域を活性化できることを知りとても魅力を感じました。四国独立リーグのファイティングドッグスのインターンシップに参加しイベントの手伝いをするなど、現場での経験を少しでも積むようにしました。また、仁淀川でクリスタルカヤックのインストラクターをしている経験を生かし、アウトドアスポーツと大学のつながりに関するテーマで卒業研究ができればと思っています。今後様々な経験を積むことでスケールの大きい地域貢献ができるような人間になりたいと考えています。スポーツマネジメント研究室スポーツビジネスの分野で求められるマネジメントスキルをもつ人材が育つ「場」スポーツビジネスの分野で求められるマネジメントスキルをもつ人材が育つ「場」スポーツを通して地域の活性化を図るという考えにとても魅力を感じました。植村 仁さん高知市立高知商業高等学校出身Whatʼs スポーツマネジメント?スポーツマネジメント専攻Economics&Management

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