京都教育大学 大学案内 2021
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19バイオメカニクス准教授小山 宏之 体育における身体活動を通じた学びには、素晴らしい価値があります。しかし、運動が好きというだけでは教えることはできません。体育・スポーツに関する理論、実技、指導法をはじめ多くの学びが必要になります。 本専攻では、様々な事柄を論理的に考え、教えることに強い関心があり、教員になることを強く希望する学生を求めています。本専攻を志望する学生には、自分の得意種目にとらわれない運動経験をしてきて欲しいと考えます。体育・スポーツに関する資格もとれますか?主な履修科目 :初等体育科教育中等保健体育科教育運動学バイオメカニクス器械運動陸上競技水泳バレーボール講義科目実技・実習科目小学校教諭中学校教諭(保健体育)高等学校教諭(保健体育) など体育原理スポーツ心理学学校体育マネジメント論学校保健バスケットボール武道ダンス体育実技指導実習>>活躍の場 :本専攻の学生は指定の科目を履修することで、日本スポーツ協会公認「コーチングアシスタント」、「ジュニアスポーツ指導員」などのスポーツ指導に関する資格も取得できます。専門的な知識に加えて資格も有した教員を育てています。Q&A※教員や履修科目の詳細は、本学ホームページの「研究者情報」、「キャンパスライフ(教務情報)」をご覧ください。体育領域専攻 4回生京都市立紫野高等学校出身白井 眞輝 さん 私が体育領域専攻を志望した理由は、小、中、高と野球を続けてきて、スポーツ、体育が好きで大学でもそれらに関する学びをしたい、スポーツを続けたいという思いと、スポーツ、体育の楽しさを子どもたちにも教えたいという思いがあったからです。 本専攻では、体育の授業展開の工夫や実技の方法、運動の原理、理論などスポーツ、体育に関することについて様々なアプローチをして学ぶことができます。大学での経験を生かし、体育の授業を通して子どもたちが毎日楽しいと思えるような環境を作ることができる小学校の先生になりたいです。体育領域専攻 自分自身が運動やスポーツを楽しんでできることと、それらを人に教えたり、伝えたりできることの間には、とても大きな隔たりがあります。 本専攻では、体育・保健体育に関する理論・実技科目を基礎に、体育・保健体育科教育法、スポーツ指導論、体育実技・スポーツ指導実習といった科目群を履修しながら、学校教育における体育科・保健体育科教育に関する学びを深めていきます。 新しい時代の体育・保健体育の授業を創案し、展開できる能力を身につけることを目指して、将来の学校体育を牽引していける教員養成に取り組んでいます。 あ あ あ あ理論・実技の各科目と指導方法に関する科目を履修し、自身の運動技能を基礎とした体育・保健体育授業での指導力を養成する。

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