京都教育大学 大学案内 2021
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24教員の取り組み「うたとおはなしの会」「えほんのもり」 美術とは目で見るだけのものでしょうか?私たちは視覚障害がある人々と共に、京都の美術館で、これまで聞いたことのないような楽しい音声ガイドを作らせていただいたり、所蔵品の、触って鑑賞することができるツールを開発したりして、新しい働きかけを行ってきました。それは、視覚障害がある人々も美術を体験し、楽しむことができるように、という目的と同時に、美術そのものを視覚芸術の枠から広く羽ばたかせるためでもありました。 香川県・直島のベネッセアートサイトには、ジェームズ・タレルと安藤忠雄による<南寺>という作品があります。決められた人数だけがその建物の中へ案内されますが、中は真っ暗闇です。そこで私たちは20分以上を過ごすという「作品」です。 美術とは何か、鑑賞とは何か、を美術と最も遠い位置にいると思われてきた視覚障害がある人々と共に考え、新しいかたちに再生する挑戦を、これからも続けていきます。目で見る美術を乗り越えて第32回「うたとおはなしの会」より。「3びきのやぎのがらがらどん」の人形劇を楽しみました。24AL PROGRAMSDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むSDSDGGssはは発発展展途途途上上国国ののみみななららずず、、先先進進進国国自自身身がが取取りり組組むむユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的ユユニニババーーササルル((普普遍遍的的的)ななももののでであありり,,日日本本ととししててもも積積極極的的に取り組んでいます。SDGsの達成に向けて、京都教育に取取取り組組んんででいいまますす。。SSDDGGsのの達達達成成にに向向けけてて、、京京都都都教教育育大学の教員が取り組んでいる活動を紹介します。大大学学学のの教教員員がが取取りり組組んんででいいいる活活動動をを紹紹介介ししまますす。。美術科 准教授日野 陽子新型コロナウイルスの影響による一斉休校措置は、皆さんにとってこれまで経験したことのない大きな出来事であったと思います。今後は,様々な緊急事態に対して、子どもたちの生命・健康・安全を第一としつつ、学びを止めない教育環境の実現が重要になってきます。京都教育大学では、公式YouTubeサイトを用いて、子どもたちの教育をサポートする試みを行っています。現在、各教科の内容や京都の魅力などを、小・中学生にわかる用語で解説した動画コンテンツを,約2,200本アップロードしています。自宅などから「いつでも、どこでも、どの段階からでもスマホで3分学習」をキーワードに、動画制作を行っています。また、算数・数学の動画コンテンツは、多言語対応で,日本語指導が必要な子どもたちにも活用してもらえます。これらの動画コンテンツの制作の多くは学生が行っており、将来教員になった際の動画コンテンツ制作能力の養成の役割も担っています。皆さんも、ぜひその仲間の一員になって、教師としての力量を高めてくださればと願っています。学びを止めない教育環境の実現に向けて数学科 教授黒田 恭史2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための17の国際目標」のことです。「エス ディー ジーズSDGs」とは 幼児教育科と附属図書館の共催で、地域の子どもや保護者を対象とした「うたとおはなしの会」(年 幼児教教育育科科とと附附属属図図書書館館のの共共催催でで、地域の子子どどももやや保保護護者者をを対対象象ととしした「ううたたととおおはなしのの会会」」((年年2回)および「えほんのもり」(4月を除き月2回)を実施しています。すでに30回以上開催されている「う22回回)おおよよびび「ええほほんんののももりり」(44月月をを除除き月22回回)を実施施してていいまますす。すすででにに330回以上開催されれてていいるる「うたとおはなしの会」は、絵本の読み聞かせや音楽演奏、人形劇などを取り入れた多彩なプログラムとたとおおははななししのの会会」は、絵絵本本のの読読みみ聞聞かかせせやや音音楽楽演演奏奏、人人形形劇劇ななどどを取取り入入れれたた多多彩彩ななププロロググララムムととなっており、会場の飾り付けから実施まで幼児教育科の学生が主体で行っています。また、平成25年かななっってておおり、会会場場のの飾飾りり付付けけかから実実施施ままでで幼幼児児教教育育科科のの学学生生がが主主体体でで行行っってていますす。。ままたた、平平成成225年から始まった「えほんのもり」は、学生が附属図書館の児童書コーナーを使って絵本の読み聞かせや歌あら始まったた「「ええほんのももりり」は、学学生生がが附附属属図図書書館館のの児児童童書書ココーーナナーーをを使使って絵絵本本のの読読みみ聞聞かかせせやや歌歌ああそびなどを行うほか、毎月絵本の紹介カードを作成して展示しています。これらは地域の子育て支援にそそびびななどどをを行行うほか、毎毎月月絵絵本本のの紹紹介介カカーードドを作成してて展展示示ししてていいまますす。ここれれららはは地地域域のの子子育育てて支支援援に貢献するとともに、学生が子どもとふれあい、自ら考え実践していく教育の場となっています。貢貢献献すするとととももにに、学生が子どももととふふれれああいい、自自らら考考ええ実実践践ししてていいく教教育育のの場場ととななっってていいます。。 子どもたちの健やかな育ちのために大人としてどのように行動すべきかの規範であると認められ、「子子子どどももたたちちのの健健ややかな育ちののたためめにに大大人人ととししてどののよよううにに行行動動すすべべきかの規規範範ででああるるとと認認めめらられれ、「「子子どもを共に育む京都市民憲章(愛称:京都はぐくみ憲章)」のモデル活動として、平成27年度・平成28どどももを共に育む京京都都市民憲章(愛愛称称:京都はぐくくみみ憲憲章章)」ののモモデデルル活活動動ととしして、平平成成227年度・平平成成228年度に連続して表彰されました!年度に連連続続ししてて表表彰彰さされれまました!

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