京都教育大学 大学案内 2021
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273421QQQQ&A京教の京教の実地教育実地教育求められているのは、実践的な指導力。実習プログラムを経験した先輩に聞いてみました!QQQQ教えて、先輩!QQQ教育実習【主免実習】実習先:附属桃山小学校美術領域専攻 4回生隈本萌衣さん教育実習で印象に残った出来事と、その理由を教えてください。教師の立場で学校現場に立ちどのように感じましたか?「教師になる」という夢の実現に向けて!教育実習で学んだことや、知ったことはありますか?私自身の焦りや緊張が子どもたちにも影響することに気がついた。子どもたちの前で行った授業です。1つの授業にたくさんの時間と考え、想いを費やすことができ、最も緊張した時間だったからです。授業を何度か行う中で、私自身の焦りや緊張が子どもたちにも影響することに気づきました。まずは「自分が楽しむ」ことを目標に行うと、自然と子どもたちの表情も良く、お互いにたくさん学ぶことができる時間を作ることができました。授業中の子どもたちの表情や発言は今でも心に残っています。伝えることがとくに大変で、指導することの難しさを痛感。「指導」することの難しさを痛感しました。遊ぶ時と叱る時のメリハリ、伝え方がとくに難しく、何かあるたびに担当の先生方と実習生でフィードバックしていました。先生の姿を子どもたちは、よく見ているため、まずは先生がきちんと物事を行うことが大切だと分かりました。また、危険予測の必要性を知りました。私たちの想定外のことをするのが子どもです。事前に防いでいても夢中で行っていたら怪我をしてしまいます。子どもたちを守ることも先生の役割だと分かりました。たくさんの課題や身に付けるべき力が見つかり、さらに学んでいきます! 漠然とした夢から、明確な夢へと変化しました。「なりたい先生像」に近づくためには、どうしたらよいかより深く考えるようになりました。実習の中で、たくさんの課題や身につけたい力が見つかり、実習後の学ぶ意欲につながっています。何より、実習生同士で高め合えた時間はかけがえのないもので、しっかり夢を後押ししてくれています。子どもたちをよく「みる」ことが授業や関係づくりに繋がる。 子どもたち一人ひとりをよく「みる」ということです。一人ひとりの性格や個性、つまずき、反応はそれぞれ違います。担当の先生方は、子どもたちをよく「みて」いらっしゃいました。「みる」ことで、子どもたちの興味関心が分かり、授業の導入内容や支援の仕方、関係づくりに繋がってくることを知りました。子どもたちが贈ってくれた手紙バインダーは実習へ向けての不安をなくすため、お気に入りのステッカーが貼ってあるものを持参しました。主免実習は小学校1年生のクラスに6月と9月の二度に分けて行ったのですが、わずか3ヶ月で学習はもちろん遊びの内容、人間関係まで変わっていて子どもたちの成長に驚かされました。そして実習最後の日、そんなみんながお別れ会を開いてくれて、そこで貰った手紙は忘れられませんね。

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