京都教育大学 大学案内 2021
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29就職・キャリア支援 大学を卒業して特別支援学校に勤務し、3年が経ちました。大学生の頃は、毎日子どもたちに囲まれていて、楽しく、やりがいのある仕事に憧れ、ボランティアや実地教育に参加しました。 しかし、教員になってみると、悩むことやうまくいかずに悔しい思いをすることもありました。そんなときに私を助けてくれたのは子どもたちでした。新しいことができるようになり、自信に満ちた子どもたちの表情を見たときや、その成長を保護者やまわりの先生方と一緒に喜べるときが、何よりうれしく、もっと頑張ろうと思うことができました。 大学生の頃に想像していたよりも大変なことが多い毎日ですが、子どもたちと一緒に汗をかき、笑い合いながら、充実した日々を過ごしています。これから大学で学ばれる皆さん、京都教育大学では講義以外にも現場に出て実際に体験しながら学ぶことができます。是非さまざまな場で学び、充実した大学生活を送ってください。Interview人生の分岐点となる就職にあたっては、まず自分を知り、相手を知ることが大切です。自分を知るということは、自分の興味や適性をじっくりと考え、探すこと。相手を知るということは、自分が希望する職業とは、そもそも仕事とは何かを知ることです。個に応じたキャリア形成のために京都教育大学は歴史ある教育大学として、実績を活かした万全の就職支援体制を整えています。みなさんは教員への就職を志していると思いますが、本学が用意している就職・キャリア支援プログラムは、卒業後に教員として児童や生徒、幼児に関わっていくうえで必要十分なものとなっていますので、自信を持って教壇に立つことができます。皆さんの夢をかなえるための様々なアプローチを活用し、ぜひ未来への飛躍につなげてください。子どもたちと笑い合いながら、充実した日々を過ごしています。発達障害教育専攻平成29年3月卒業京都府立舞鶴支援学校 勤務井上 芽美さんMessage現場で活躍する卒業生

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