京都教育大学 大学案内 2023
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Question!BE A TEACHER!16上治 来夢さん家庭領域専攻 3回生京都府立福知山高等学校 私が本専攻を選んだ理由は、生活の全般を学ぶことができると思ったからです。教員という立場から、様々な場面で子供たちの生活の質の向上を目指すことに魅力を感じました。 生活の中の課題を見つけ改善する本専攻では、食品学、生活経営学、住居学、被服学などについて学びます。1回生で知識として学んだことを、2回生以上で経験する実習科目を通じ、実践を踏まえ身につけることができます。 私は、日々の生活で子どもたちと触れ合う中で、自ら学ぼうとする姿勢を応援できる小学校の先生になりたいです。家庭科を学ぶ醍醐味とは?自分の生活や、周囲の人の生活を考え直すきっかけを与えてくれます。よりよく生活を送れる知識や考え方を身につけることができます。主な履修科目初等家庭科教育中等家庭科教育食物学概論活躍の場衣生活概論生活経営論住居学育児学食生活実習衣生活実習小学校教諭・中学校教諭(家庭)・高等学校教諭(家庭) など住生活実習生活情報処理 家庭科は、日常生活における事象や行動の「なぜ?」を、社会学的に自然科学的に教える科目です。同時に、より良い生活を工夫できる生活者の育成を目指す教科ですから、家庭科を教えるためには、社会や環境などの諸問題を生活へ関連づけられる広い視野や、生活に関わる問題を追究しようとする姿勢が必要となります。主体的に学ぼうとする意欲と行動力、そして、家庭科を教えることへ使命感を持つ学生を、この藤森学舎へお迎えすることを楽しみにしています。※教員や履修科目の詳細は、本学ホームページの「研究者情報」、「キャンパスライフ(教務情報)」をご覧ください。被服学准教授深沢 太香子生涯にわたって健康かつ安全で快適な生活を営むために、生活の自立と共生の能力をはぐくむ教育を目指して。 小学校5・6年から、中学校、高等学校まで学ぶ家庭科は、衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して、男女が協力して、主体的に自らの生活を創造する力を養います。21世紀社会を築く生活者として必要な知識・技術や実践的な態度を身につけること、さらに持続可能な社会の構築に向けて、資源や環境に配慮したライフスタイルを確立できることを目標にしています。 本専攻では、小学校教員および中学校、高等学校の家庭科教員を目指して、被服学・食物学・住居学・家庭経営学・生活工学分野において生き方や暮らし方、健康に関する専門的事項を学ぶとともに生活科学的観点からの思考力を修得します。さらに家庭科教育分野において教員としての実践力を身につけ、専門的知識を生かしてあらゆる生活課題に対応できる教員を養成します。家庭領域専攻

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