京都教育大学 大学案内 2023
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1回生2回生3回生へ27FeaturesofKYOKYO02京教の実地教育3回生前期で行う教育実習では、6つの附属学校園から、自分の希望する校種の附属学校園に配属されます。そこで、自分が立てた授業計画をもとに担当教員の指導を受け、子どもたちを前にして授業を行います。また、3回生で教育実習に行った校種だけでなく、4回生になって2週間実習に行くことで、さらに幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校など他校種の免許をとることができます。今後、義務教育学校が増えていくことになると考えられていますが、在学中に小学校、中学校の両免許が取得可能であることも、京都教育大学の大きな強みです。 学習環境が整った附属学校園での教育実習は京都教育大学の魅力の一つですが、さらに本学では、京都府・京都市の協力を得て公立学校でのインターンシップを実施しています。この授業では、学校現場での演習を通して実践的指導力を身につけるとともに、特色ある教育実践を行っている公立学校の現状を学ぶことを目的としています。約半年間、学校現場に入ることで教員の仕事の様々な面を学び、指導者の視点で子どもたちと関わることで、子どもたちの成長も感じ取ることができます。〜中間休み〜授業観察※発音練習など、実際に声に出してみることを大切にしていました。登校後、大文字駅伝大会に向けて練習する「ランニング部」に参加しました。係・委員会からの連絡を聞いたり、宿題のノート集めを行いました。ノートを出せていない子にはきちっと指導します。授業観察※子どもたちを授業に集中させるために、ペア活動を取り入れるなどの工夫がありました。授業観察※運動会の練習。大きな怪我をしないようにしっかりと目を配りました。※授業観察:先生の授業を観察して、授業記録を取ります。先生の発問に対して子どもがどんな反応をしているのかを見るのがポイントです。2班のみんなとお昼を食べました。仲がとても良いメンバーです。学級委員会の様子を見学。掃除を手伝った後、子どもたちとサッカーや鉄棒をして遊びました。子どもたちを見送った後は、実習日誌を書いて、先生と1日の振り返りをしました。模擬授業などを行う時もあります。実際に教壇に立っての授業です。直前まで練り直した指導案のおかげもあって、時間配分は成功!ただ、子どもたちの興味を引くにはどうすれば良いかなど、次への課題も見つかった授業でした。授業観察※単に暗記するだけでなく、「調べ学習」に取り組み、自分で調べて覚える力が身につくように進められていました。登  校学級朝礼1時間目(算数)2時間目(学年体育)3時間目(英語)実習生のとある1日4時間目(国語)昼休み5時間目(社会)学級終礼放課後下  校教育実習への準備もバッチリ!まずは現場へ行ってみよう!京都教育大学には教員に必要な知識や経験を積むことができる最適な環境があります。教育に対する基礎的な認識の深まりと教職への意欲の向上京都府市の幼・小・中・高・特別支援学校等の教育機関を訪問し、「教える側」の視点で教師の仕事や施設を理解し、“教職”への心構えを持つことを目指します。多様な子どもの理解とコミュニケーション能力の向上教育実習の準備学習として、附属学校園で行います。実際に学校教育の場に入り、自らが学校の教育・学習活動を体験することで、子どもへの理解を深め、教育実習に備えます。公立学校等訪問演習附属学校参加実習教育実習では、こんな一日を過ごしています。

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