京都教育大学 大学案内 2024
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KYOTOUNIVERSITYOFEDUCATION 2024主な履修科目初等家庭科教育中等家庭科教育食物学概論活躍の場衣生活概論生活経営論住居学小学校教諭・中学校教諭(家庭)・高等学校教諭(家庭) など保育学食生活実習衣生活実習住生活実習生活情報処理Question!家庭科を学ぶ醍醐味とは?自分の生活や、周囲の人の生活を考え直すきっかけを与えてくれます。よりよく生活を送れる知識や考え方を身につけることができます。生涯、より良い生活を送れるように 家庭科は、生活全般においての基礎であり、家庭科の知識や技能を身につけることは、私たちの生活の質を向上させることに繋がると考えます。そのような家庭科を通して、生涯にわたりより良い生活を児童が送ることのできるようサポートしたいと考え、家庭領域専攻を志望しました。 本専攻では、住生活実習や衣生活実習、調理科学実習など多様な実習の機会が設けられており、実践的な指導力を身につけることができます。 私は、子どもたちが、自身の生活に興味・関心を抱き、向き合っていけるような授業を行う小学校の先生になりたいです。16家庭科教育学教授井上 えり子※教員や履修科目の詳細は、本学ホームページの「研究者情報」、「キャンパスライフ(教務情報)」をご覧ください。家庭領域専攻 3回生京都文教高等学校篠原 彩野さん 現代社会は、環境問題、戦争、コロナ禍、少子高齢化、ジェンダー問題、物価高騰など様々な社会問題に向き合わなければならない厳しい時代になっています。この中で、家庭科は社会と生活の関係性を社会科学や自然科学の知見を取り入れて深く理解し、よりよい社会の構築を目指して判断し行動できる力を養う重要な教科です。また、「生活の自立と共生」が家庭科の重要なキーワードですが、大学での学びを通して、自立と共生にむけた取り組みが実現することを期待しています。生涯にわたって健康かつ安全で快適な生活を営むために、生活の自立と共生の能力をはぐくむ教育を目指して。 小学校5・6年から、中学校、高等学校まで学ぶ家庭科は、衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して、男女が協力して、主体的に自らの生活を創造する力を養います。21世紀社会を築く生活者として必要な知識・技術や実践的な態度を身につけること、さらに持続可能な社会の構築に向けて、資源や環境に配慮したライフスタイルを確立できることを目標にしています。 本専攻では、小学校教員および中学校、高等学校の家庭科教員を目指して、被服学・食物学・住居学・生活経営学・保育学・生活工学分野において生き方や暮らし方、健康に関する専門的事項を学ぶとともに生活科学的観点からの思考力を修得します。さらに家庭科教育分野において教員としての実践力を身につけ、専門的知識を生かしてあらゆる生活課題に対応できる教員を養成します。家庭領域専攻

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