京都教育大学 大学案内 2026
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K Y O T O U N I V E R S I T Y O F E D U C A T I O N 2 0 2 6※教員や履修科目の詳細は、本学ホームページの「研究者情報」、「キャンパスライフ(教務情報)」をご覧ください。□□□□□□□□□ □□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □STUDENT’S VOICE10 小学校6年間で授業時数のもっとも多い教科は何だったのか、覚えていますか? 答えは「国語」です。いまの小学校1年生では授業時数の4分の1以上が国語の時間に充てられています。言葉の能力はすべての教科の学習活動の基礎です。国語という教科はその大切な基礎を育てる役割を担っていると考えられます。 国語領域専攻では、4年間の学びを通して、言葉についての幅広い関心と深い洞察力を持つこと、また言葉とその教育に関する分析力を身につけることを目指しています。国語学、国文学、漢文学、国語教育といった多面的な角度から言葉についての学びを究め、子どもたちに確かな言葉の能力を育てられる力を持った教員を養成します。あわせて日本語が母語でない子どもの言葉の教育について学べることも特色です。国語領域専攻 3回生京都府立西乙訓高等学校 出身浅尾 菜々美さん国語を通して児童の成長に貢献したい□□□□□□□□□□□□□□□□□□音声・文法・語彙、どの角度から見ても、特に難し国語教育概説・特講・演習基本書法小学校国語科教材論小学校教諭・中学校教諭(国語)・高等学校教諭(国語) など児童・生徒のための日本語教育論 私は国語科の授業で様々な文学作品に触れ、語彙力や表現力、豊かな感性を育むことができたと感じています。国語科で培われる能力は学びの場や日々の生活において必要不可欠な力です。私は大好きな国語について知見を深め、指導法を考えていくということに興味を持ち、本専攻を志望しました。 本専攻では、国語学、国文学、漢文学、国語教育など幅広い分野における学びを通して、国語そのものや指導法について同じ志を持つ仲間と共に探究しています。将来は大学での学びを活かして、国語の魅力を伝え、児童一人ひとりの成長に貢献することができる小学校の先生になりたいです。□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□国語学概説・特講・演習国文学概説・特講・演習漢文学概説・特講・演習□ □□□Question!くありません。難しいのは文字だけです。ひらがな・カタカナ・漢字を混ぜて使い、どれもが複雑で覚えにくい。文字の学習に関しては、世界一大変かもしれません。□□□□□□

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