K Y O T O U N I V E R S I T Y O F E D U C A T I O N 2 0 2 6※教員や履修科目の詳細は、本学ホームページの「研究者情報」、「キャンパスライフ(教務情報)」をご覧ください。□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ □□ □□ □ □□ □□□□□□□ □□初等算数科教育代数学序論・本論幾何学序論・本論□ □□□□□□□ □STUDENT’S VOICE13解析学序論・本論統計学コンピュータ・情報処理小学校教諭・中学校教諭(数学)・高等学校教諭(数学) など 個数を数えるとき、私たちは自然数を用います。1つのりんご、2本の鉛筆、3個のボールはどれも実物があります。では、自然数の1はどうでしょうか。私たちは1という文字を書きますが、これは自然数1の実物ではありません。実物がないのに、どうして私たちは数という概念を共有できるのでしょうか。誰がやっても数の計算結果が同じになるのは、どうしてなのでしょうか。この疑問に答えるためには、自然数の成り立ちを深く理解する必要があります。自然数だけでなく、みなさんがこれまで解いてきた問題たちは、それぞれが様々な背景を持っています。本専攻では、数学教育・代数学・幾何学・解析学・応用数学の各分野を学び、児童・生徒理解を深めるとともに、算数・数学の成り立ちや背景を学びます。子どもたちの「なぜ」と真□に向き合える教員を養成しています。数学領域専攻 2回生京都府立福知山高等学校 出身佐古 彩音さん学びの面白さを子どもたちへ伝えたい□□□□□□□□□□□□□□□□□□数学教育に関連する内容のほか、例えば代数学 高校生のときから数学に興味があり、もっと数学の知識と面白さに触れたいと思ったので数学領域専攻を志望しました。これからは専攻の授業を通してより専門的な学びを増やし、なぜそのようになるのかと自らに問いかけることで理解を深めたいと考えています。それと同時に、より実践的な活動によって児童との接し方や指導方法などを学んでいきたいです。専攻で学んだことを活かして、児童が自ら学びたくなり、興味が湧くような授業づくりができる小学校の先生を目指して頑張ります。□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□Question!では環論、幾何学では曲面論、解析学では測度論や微分方程式、応用数学ではPythonやC言語などが学べます。さらにより深い学びを求めて大学院に進学する学生もいます。□□□□□□
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