京都教育大学 大学案内 2026
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Q&A□□□□□□□□□ □日誌を書いていました。最初は大変でしたが、コミュニケーションが増えることで学びも多くて楽しくなりました。バンダナは給食時に使用したもので、当初は厳しい担任に緊張しましたが、実は子どもたちの自主性を育む指導であると気づき、素敵な先生だと思うようになったという思い出があります。実習最終日には子どもたちから誕生日プレゼントをもらい、感動的な思い出となりました。□□□□□□□□□□□□□□□□□□青いファイルは実習中に持ち歩き、子どもたちの特徴や心情をメモしたり担任の先生と共有する教師の立場で学校現場に立ちどのように感じましたか?「教師になる」という夢の実現に向けて! 理想としては、すべての児童が理解できるよう、一人ひとりのペースに合わせた授業を行いたいと考えていました。しかし、実際には40人のクラスを相手にすると、全員に細かく対応することは難しく、限られた時間の中で授業を進めなければならない現実を痛感しました。それでも、児童一人ひとりの表情や反応を観察しながら授業を進めることで、できる限り多くの児童に寄り添うことの大切さを学びました。 教育実習を通じて、子どもたちの成長を間近で見る喜びや楽しさを実感するとともに、先生としての責任の大きさも痛感しました。児童の未来に少しでも良い影響を与えられる存在になるためには、指導力だけでなく、教育哲学や指導要領の理解を深め、自分の教育観を確立していくことが重要だと感じました。これからも実践的な経験を積みながら、より良い教育を提供できる先生を目指します。多くの子どもたちに向き合いながら、個への眼差しを忘れない。児童の未来に少しでも良い影響を与えられるように。単なる知識伝達を超えた、深い理解に基づく授業。29Features of KYOKYO.03教育実習で印象に残った出来事と、その理由を教えてください。先生の関わり方が子どもの成長に大きな影響を与える。教育実習で学んだことや、知ったことはありますか?□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□実習先:附属京都小中学校 | 教育学専攻 4回生 | 秋田 真利亜 さん 児童同士のいざこざに立ち会い、先生として声掛けをする機会がありました。最初はどのように介入すべきか迷いましたが、指導教員から「自分の思う通りに指導してほしい」と助言を受け、双方の話をしっかりと聞きながら、自分のメッセージも伝えることができました。その結果、児童たちは互いの気持ちを理解し、納得した様子を見せてくれました。先生としての関わり方が子どもの成長に影響を与えることを実感し、大きな学びとなりました。 指導教員の授業を見学する中で、先生方が児童一人ひとりの性格や発言の傾向まで深く理解し、授業を組み立てていることに驚きました。単に知識を伝えるだけではなく、児童の発言を予測しながら授業を展開することで、より主体的な学びを引き出していると感じました。 また、先生同士の情報共有や連携の重要性も実感しました。学校は個人の努力だけでなく、チームとして支え合うことで成り立っているのだと強く感じました。実習時の想い出グッズズ□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□Q.Q.Q.Q.□□□□□□□

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