32Features of KYOKYO.05□□□□□□□□□□□□Graduate.01令和6年３月卒業 滋賀県立草津養護学校 勤務 特別支援学校で働き始めて、想像もしていなかった日々がスタートしました。これまで全く関わったことのない肢体不自由児のクラスで、４月当初は聞いたことのない医療的ケアの用語が飛び交う毎日でした。はじめは不安ばかりでしたが、今となっては子どもたちと毎日一緒に過ごし毎日大笑いできる仕事はほかにないと思っています。授業では、一人ひとりに合ったねらいを明確に持ち、子どもたちが手応えを感じられることを大切にしています。子どもたちが“もっとしたい”と思えるような活動を目指し、日々教材研究に取り組んでいます。 大学４年間で教員になりたい気持ちが大きくなる人もいれば、気持ちが揺れて悩む人もいると思います。どんな仕事をするにしても「経験」したことが糧になっていくので、いろんなことにチャレンジしてみてください。応援しています。Graduate.02令和4年３月卒業 京都市立伏見南浜幼稚園 勤務 幼稚園のときに担任してくださった先生みたいになりたいと思い、幼稚園教諭を目指しました。実際に幼稚園教諭として働いて、子どもたちや教職員の方々から刺激を受けて日々葛藤しながらも過ごす日々です。教員採用試験対策で悩んでいた4回生の頃、就職キャリア支援の先生方に面接対策や教員採用試験のポイントを教えていただきました。一人ではしんどいと感じることも、友達と集まって毎日試験対策や面接練習をすることができたから今こうして幼稚園教諭として働くことができているのだと思います。幼稚園教諭という仕事は決して楽しいだけではなく、悩んだり、迷ったり、もがいたりすることもたくさんあります。大学時代に助けていただいた先生、友達との出会いは大きな財産です。これから壁にぶつかることがあっても、京都教育大学での学びがあればどんな壁も乗り越えられると思います。今を思う存分楽しんでくださいね。応援しています。Graduate.03令和3年３月卒業 舞鶴市立余内小学校 勤務 父が中学校の教員であったため、教員という仕事の厳しさはある程度理解していました。しかし、実際に働いてみると、上手くいかない学級経営、保護者の対応、遅くなる帰宅時間など、ハッキリ言ってその過酷さは想像を絶するものでした。吐いたり涙したりする日もありました。 それでも教員を続けるのは子どもたちのことが大好きだからです。休み時間には他愛のない話をし、学習内容を理解したときの子どもたちの笑顔を見るたびに、この仕事をしていてよかったと感じます。 教員は世間が言うようにハードな職場ですが、子どもたちに囲まれて過ごす日々はとても楽しく、充実しています。京都教育大学で学び、同じ教員の仲間として働けるようになることを楽しみにしています。Graduate.04平成31年3月卒業 城陽市立南城陽中学校 勤務 私が授業で大切にしていることは2つあります。1つ目は、生徒とのやり取りです。授業中は、誰かを指名する時もありますが、全体に投げかけて、やり取りしながら授業することを大事にしています。そうすることで、理解度を確認しながら授業を進められている実感があります。2つ目は、生徒の声に気付き、聴くことです。特にペアワークの場面でこれを意識しています。生徒の「これがわからない」「〜と英語で伝えたいけど、どうやって言うんだろ？」という声に気付き、それを全体に問いかけて、他の生徒の考えを引き出したり、教師のヒントを与えながら、『できない』ことを『できるようになった』と生徒が実感できるよう心がけています。 教師と生徒で創る授業、みんなを巻きこみながら『できること』を１つでも増やす授業創りをこれからも大事にしていきたいと思っています。Graduate.05平成３１年３月卒業 京都府立井手やまぶき支援学校 勤務 私は地元の愛媛県で教諭として４年間勤務後、京都府で教諭３年目に入ります。私が京都で再出発したのは、京都の芸術文化への向き合い方が魅力的だったからです。 勤務する中で、子どもたちは正解を探し求め、正解とは違うと自信をなくし、自己表現をためらってしまいがちであることを知りました。私は美術を通して自己表現の場を設定し、子どもたちの個性を引き出すきっかけ作りが大切だと考えています。美術領域専攻では、そうした教育を実現させるための技術と知識が学べました。美術作品に触れる中で観る力を養い、自分の制作活動に昇華させる経験は、現在教材研究をする中で生かされています。 将来のことに悩むこともあるかもしれませんが、大学生の間にたくさんの経験をし、未来の自分の力にしていってください。どんな仕事でも「経験」したことが糧になっていく。京教での学びと仲間との絆を胸に幼稚園教諭へ。想像超える教員の現実、それでも子どもたちが大好きだから。生徒と創る授業で、「できるようになった」と感じてもらえるように。京都の文化に魅せられ、美術教師として新たな道へ。今田 杏実 さん髙木 優葉 さん内海 友里 さん越智 貴之 さん中田 礼実 さん発達障害教育専攻幼児教育専攻理科領域専攻英語領域専攻美術領域専攻□□□□□□□□□□
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