京都大学 大学案内 2024
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ここに注目34人間健康科学科は「健康について科学する」を教育の中心に定め、健康科学に関する幅広い知識をベースに、世界トップレベルの先端医療技術の研究・開発と、臨床フィールドでの実践において、世界を牽引しグローバルに活躍できる人を育成します。先端看護科学コース、先端リハビリテーション科学コース、総合医療科学コース内の臨床検査プログラムでは、学部・大学院の接続を強化した教育により、高い研究能力と専門性を有した将来リーダーとなりうる高度医療専門職(看護師、助産師、保健師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師)を育成します。それぞれの専門職養成プログラムには定員があり、選抜が行われることがあります。医学・医療に関わる基礎から先進的な医療技術を理解すると同時に、薬学、医工学、情報学など、周辺科学領域に係る高い専門性を身につけることで、先端医療技術の開発や近未来社会の医療ニーズに応えられる世界レベルの研究を牽引する研究者の育成を目指します。一般入試で入学した学生は、入学後 1 年半は、「全学共通科目」で教養を育み、「専門基礎科目」で、医学・医療に関する共通の基礎教育を受けます。そして2年次後期から、各自の希望や適性に基づいて3つのコース (先端看護科学コース、先端リハビリテーション科学コース、総合医療科学コース)のいずれかに進み、各コースの「専門科目」で専門知識を学びます。これにより、ベースとなる医学・医療教育の拡充と、各専門性を見極めた選択が可能になります。*特色入試で入学した学生は、入学時に希望したコースに進みます。左/臨床検査実習風景、中央上/3次元CT画像群から作成された腹部臓器の形状アトラス(半透明:平均形状、メッシュ:個人の形状)、右上/家族・発達支援研究室(発達障害領域の作業療法室)、右下/MR機器を用いたリハビリテーション評価・治療人間の健康を科学し実践する人を育む高度医療専門職リーダーの育成新たな医療ニーズに応えられる研究者の育成実力を高める科目構成と自由なコース選択KYOTO UNIVERSITY GUIDE BOOK 2024Faculty of Medicine /School of Human Health Sciences「人の心と身体の健康を科学する」探求心を原動力に医療専門職にふさわしいバランス感覚、臨機応変に問題を解決する判断力と行動力を磨く医学部人間健康科学科

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