九州大学 GUIDE BOOK 2024
68/90

❷思考力・判断力・表現力等の能力:自らが行う研究で問題を発見し,仮説を構築するとともに,多面的に考え,客観的に批判して自身の仮説を鍛え,それを自分の言葉で人に伝える資質。❸主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:人間や言葉への広い関心から主体的に学ぶ意欲,多様性を尊重する態度,異なる考えに共感する寛容性2思考力・判断力・2思考力・判断力・❹  障害等のある者に対する合理的配慮  共創学部の受験にあたり,受験上の配慮や支援を必要とする場合, 入学後に配慮や支援を必要とする場合の事前相談を受け付け,合理 的配慮を検討する。  求める学生像と学力3要素と入学者選抜方法との関係については, 「選抜方法に関する別表」のとおりである。文学部の諸学問の根本は,私たちが用いる言葉を通じて,人間の本質とその営為を探求することにあります。ここで言葉は,単なる情報伝達の手段ではなく,人間の精神文化を培い,表現し,蓄積する知の宝庫を意味しています。言葉に自覚的かつ批判的に関わる中で,人間存在の奥深さへと眼指しを向け,文化・歴史・社会の多様性を認識し,新たな人文学的知の創造に寄与していくことが,文学部の教育理念です。文学部は,各専門領域の研究者である教員と学生とが教育と研究を通して研鑽を行い,人文学的な知識・思考方法を習得する活気に満ちた学部です。教育の目的は,人文学的教養と知性を身につけ,研究や仕事の場で活躍する優れた人材を養成し,国際的な社会に送りだすことにあります。教育課程の特色文学部は全体を一学科(人文学科)とし,哲学・歴史学・文学・人間科学の4コースの下に21の専門分野が置かれています。学生は一年間教養教育を受けた後,二年次からいずれかのコース・専門分野に所属し専門分野の講義・演習を受講するとともに文学部の全分野の多様な授業を履修することができます。そして最終的に,自らの関心に従って所属の専門分野からテーマを選び,四年間の勉学の集大成として自力で卒業論文をまとめなければなりません。また総合型選抜による国際コースでは,一年次において独自の英語を重視した教養教育を受け,二年次以降は通常のコースと同様にいずれかのコース・専門分野に所属するととにも,国際性を重視した独自の授業を履修します。文学部では,自ら問題を見出し,筋道を立てて思考し,正確に表現できる学生の育成を目指しています。そのためには,自ら調査,読書をし,他の人々と対話しつつ自らの考えを発展させていく姿勢が大切です。それゆえ,文学部で学ぼうとする学生には,何よりも次の三つの資質を備えていることが望まれます。総合型選抜学校推薦型選抜一般選抜国際型入試個別学力検査または日本留学試験等一般選抜(前期)一般選抜(後期)総合型選抜(国際コース)1. 教育理念教育理念・目標,育成する人材像2. 教育プログラム教育の目的3. アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)◆求める学生像◆入学者選抜方法❶言葉への強い興味。とりわけ,文学作品や古典に対する感受性❷人間への飽くなき好奇心と,「私とは何か?」という真摯な問いかけ❸文化・歴史・社会といった,世界の多様性への開かれた関心さらに,国際コースの学生には,特に次のような資質を備えていることが望まれます。❶日本語と,複数の外国語への強い興味,ならびに文学や思想に対する感受性。❷世界の多様な文化・歴史・社会への開かれた関心。❸将来国際人として活躍することへの意欲。◆求める学生像と学力3要素との関連❶知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。◆入学者選抜方法との関係本学文学部では,次の3種類の入試を実施しています。国際コース以外後(抜選般一「」)期前(抜選般一「,ちうのられこ,はでムラグロプの生学の期)」の入試を課します。また,国際コースの学生のプログラムでは,これらのうち,「総合選抜型」の入試を課します。◆入学者選抜方法1知識・技能表現力等の能力3志望理由書講義レポート調査書活動歴報告書講義レポート小論文集団討論個人面接推薦書小論文推薦書調査書志望理由書活動歴報告書活動歴報告書プレゼンテーション大学入学共通テスト個人面接志望理由書個別学力検査調査書大学入学共通テスト個別学力検査小論文個別学力検査または日本留学試験等志望理由書個人面接1知識・技能表現力等の能力3大学入学共通テスト個別学力検査個別学力検査大学入学共通テスト小論文調査書小論文大学入学共通テスト英語小論文主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度調査書志望理由書活動歴報告書集団討論個人面接推薦書調査書志望理由書プレゼンテーション個人面接調査書志望理由書小論文志望理由書個人面接主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度調査書調査書志望理由書調査書,志望理由書英語による個人面接文学部School of Letters

元のページ  ../index.html#68

このブックを見る