九州大学 GUIDE BOOK 2024
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2思考力・判断力・2思考力・判断力・調査書調査書一般選抜大学入学共通テスト総合型選抜大学入学共通テスト講義に対するレポート学校推薦型選抜大学入学共通テスト素養を有します。❽歯科医師あるいは歯学研究者としてのキャリアを継続し,生涯にわたり自己研鑽を継続する意欲と態度を有します。❾広く世界に目を向け,国際的な視点で歯科医療・歯学の発展と普及に貢献する意欲と態度を有します。歯学部では,多方面にわたる学力に優れていることに加え,九州大学教育憲章に基づき,秀でた人間性,社会性,国際性を有し,医療福祉の観点から奉仕精神や利他主義に基づく高い倫理観を有し,チーム医療や課題探求型チーム学習のチームの一員として協調性の高い行動を取り,自律的な学究を指向する人材を求めている。◆求める学生像と学力3要素との関連❶知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。基幹教育科目,ならびに歯学部専攻科目を修学するために必要な理科系,文科系の多方面にわたる十分な基礎知識。❷思考力・判断力・表現力等の能力:多面的に考え,客観的に批判し,自分の言葉で人に伝える資質。チーム医療や課題探求型チーム学習のチームの一員として行動するための協調性を裏打ちするコミュニケーション能力。❸主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:「口腔から全身の健康に貢献する」ことへの関心。多様性を尊重する態度,異なる考えに共感する寛容性。医療福祉の観点から奉仕精神や利他主義に基づく高い倫理観。自らを向上させるため,常に自律的な学究を指向する意欲。医療人に必要な人間性,社会性,国際性を磨くために努力を惜しまない姿勢。◆入学者選抜方法なお,保健師コース選択希望者については,2年冬学期終了時に選考試験を行う。選考は,試験時までの専攻教育科目の成績に加え,複数名のコース担当教員による面接,小論文を課し,総合的に審査する。◆入学者選抜方法歯学部では,歯科医療および歯学に関連する幅広い知識を身につけるために,歯科基礎医学,臨床歯学のみならず,医療系統合教育や医学教育も含め,各専門分野における徹底した集団指導により,以下に掲げる歯科医師・歯学研究者に求められる資質を涵養することを目指します。また,能動学習を主体とした自律的学習態度を身につけて生涯研修の能力的基盤とし,専門科目で身につけた知識や技能を統合するための総合科目を設定してProblem-based learningやTeam-based learning などの多様な教育方略を採用するとともに,形成的評価により自分の学習到達度を確認しながら学修を進めることのできる体系的なカリキュラムを提供します。❶豊かな人間性と生命の尊厳について深い認識を有し,顎顔面口腔領域の健康を通じて人の命と生活を守る歯科医師としての職責を自覚します。❷患者さんとその家族の秘密を守り,歯科医師の義務を果たし,医療倫理を遵守するとともに,患者の安全と安心を最優先し,常に患者さん中心の立場に立ちます。❸歯科医療の内容を分かりやすく説明し,患者さんやその家族との対話を通じて良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力を有します。❹医療チームの構成員の1人として,相互の尊重とともに,次世代を担う後継者や周囲の学習者に対して指導を行います。❺統合された知識,技能,態度に基づき,自らの診療能力を正しく評価した上で,顎顔面口腔のみならず,種々の全身的,心理的,社会的状況に対応し,総合的に診療するための実践能力を有します。❻医療を巡る社会経済的動向を把握し,地域医療の向上に貢献するとともに,地域の保健・医療・福祉・介護および行政等と連携協力します。❼歯学・医療の進歩と改善に資するために研究を遂行する意欲と基礎的3. アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)◆求める学生像1知識・技能調査書一般選抜(前期)大学入学共通テスト個別学力検査総合型選抜調査書大学入学共通テスト主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度表現力等の能力3個別学力検査小論文志望理由書個人面接1知識・技能表現力等の能力3個別学力検査個別学力検査個人面接主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度個人面接調査書調査書,志望理由書,個人面接2. 教育プログラムアドミッションポリシーAdmissions Policy歯学部School of Dentistry1. 教育理念九州大学歯学部は高度職能人としての歯科医師を養成し,歯科医療や歯学の教育・研究におけるリーダーとして国内外で活躍できる優れた人材を育成することを教育理念とします。歯学部における教育は,高い倫理観,豊かな人間性,ならびに高い国際性を有する高度な専門知識と臨床能力を備えた歯科医師あるいは歯学研究者を養成し,口腔の機能改善と構築に幅広く貢献し,「口腔から全身の健康に貢献する」ことを実践することができ,国際的にも活躍できる指導的人材を育成することを目的とします。

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