九州大学 GUIDE BOOK 2025
21/90

学︵士医学︶学︵士生命医科学︶︵看護学・保健学︶︵注2︶学士国家試験合格率ます。とおして,医師としてのプロフェッショナリズムを実践的に学びます。学系の側面を学びます。における医学・医療や国際NGOの活動などについて学びます。胞療法学感染症,消化器,心身医学・精神医学,内分泌・代謝・老化,感覚器・皮膚免 許令和6年3月卒業生全国平均87.8%100.0%95.7%100.0%98.8%100.0%79.5%93.9%76.8%73.5%看護師保健師助産師診療放射線技師臨床検査技師看護(注)助産師は,大学院修士課程に移行しました。■募集人員 医学科105名/生命科学科12名 教員数/173名〔教授/46名 准教授/27名 講師/11名 助教/89名〕(R6/4/1現在)■募集人員/保健学科134名〔看護学専攻/68名 放射線技術科学専攻/33名 検査技術科学専攻/33名〕教員数/62名〔教授/16名 准教授/6名 講師/12名 助教/28名〕免 許医師国家試験合格者看護学専攻/九州大学病院(45名),その他病院(6名),      保健師(7名),進学(5名)放射線技術科学専攻/九州大学病院(9名),          その他病院(12名),進学(11名)検査技術科学専攻/九州大学病院(8名),         その他病院(7名),進学(8名)医 師 免 許受験者数令和5年第117回令和6年第118回九大全体現役卒業者九大全体現役卒業生120108129119看護学専攻/看護師,      保健師(注1)放射線技術科学専攻/       診療放射線技師検査技術科学専攻/       臨床検査技師(注1)(注2)学士(看護学)は看護学専攻,学士(保健学)は放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻※平成27年度入学者より,助産師コースは廃止になりました。(R6/4/1現在)合格者数合格率92.5%97.2%86.0%88.2%111105111105医学系学府(九大医学部卒業者)博士学位授与数H30年度47名 H31年度35名R2年度49名 R3年度50名R4年度56名 R5年度47名医学系学府医科学専攻(修士課程)進学R2年度 4名R3年度 7名R4年度 8名R5年度 9名R6年度 9名医学系学府保健学専攻。る限に者たし得修を位単の定所,上の抜選で内攻専(10名以内)主な進路・就職先(令和5年度卒業者)医学科 医学に関する知識・技術の教育を基盤にし,医の倫理に徹し,旺盛な探求心を有する医師および医科学研究者を育成することを目的としています。医師には自然科学者としての適性が求められる一方,病気と闘う患者に寄り添うよき援助者であることも求められます。医学科での教育・研究は,専門性の修得ばかりではなく,広く深く人間についての洞察を重ねることへとつながるものです。一方,最近のめざましい医学の進歩にともない医学教育の内容が必然的に大きく変わり,また同時に学習すべき内容が年とともに膨大な量になっています。これに対応するため,より低学年から臨床医学の授業を開始します。平成16年度から卒後臨床研修が義務化され,九大病院は関連施設と協力して研修教育体制を整備しており,学部教育からプライマリケアを中心に幅広く医師として必要な診療能力を身につけ人格を涵養できる教育を目指しています。生命科学科 生命科学科に入学した学生は,生物学と医学の幅広い基礎的知識を修得することが求められます。その後に,生命医科学の最新の知識の修得を可能とするプログラムが準備されています。 このような教育プログラムによって「幅広い知識と高度な専門的能力を備えた人材」,「課題発掘ならびに問題解決能力を備えた人材」,「生命医科学の研究分野でリーダーシップを発揮できる人材」,「国際的視野に立ち基礎医学教育を担う人材」を育成します。本学科は基礎医学研究者の育成を目的としており,卒業生の多くは大学院に進学します。基礎医学研究を志す学生の修学と研究活動を支援するため,成績優秀者(定員の半数を上限)に対して白石晃明基礎医学研究奨学金(学費相当額,最大4年間)を支給します。保健学科 看護学専攻 生命の尊厳と全人的理解を基盤とした看護学の知識と技術を身につけ,生涯を通じて活躍できる看護実践能力を有する人材の育成を目指しています。看護学専攻では,看護学を体系的かつ効果的に学んでいくために,カリキュラムは,幅広い教養科目とともに,年次毎に基礎看護学,成人看護学,老年看護学,小児看護学,母性看護学,精神看護学,在宅看護学,公衆衛生看護学などの専門科目が加わり,3年次後半から学習の総括となる看護学実習や卒業研究で編成しています。今日,少子高齢社会あるいは医療技術の高度化とともに,人と自然に優しく,安全と安心を提供できる看護者への期待が高まっています。そのような社会の期待に対応しながら,科学的な判断と創造的な看護を展開できる能力を備えた人材を育成します。保健学科 放射線技術科学専攻 放射線の医学利用についての幅広い知識と技術並びに開発力・応用力を持ち,医療人としての豊かな人間性や感性を備えたコミュニケーション能力の高い診療放射線技師を育成します。基礎放射線科学では,放射線や電磁波並びに磁気の特性や計測法,人体におよぼす影響とその安全管理,医用画像機器学の原理・特性及び画像情報の基本特性,データ収集,画像形成過程の解析並びにコンピュータを用いた医用画像の構築法,画像処理,画像情報の定量解析,人工知能とデータサイエンスの医療応用などについて学びます。医用放射線科学では,画像情報を得るための具体的な撮影技術,臨床画像の分析,画質の評価・新しい手法の開発,形態画像情報及び機能代謝情報の分析,定量評価,データ解析方法並びに放射線治療技術などについて学びます。保健学科 検査技術科学専攻 臨床検査に関する幅広く高度な専門知識と卓越した技術,医療人としての倫理観と感性,豊かな人間性を兼ね備えた臨床検査技師の育成を目標としています。カリキュラムは教養科目と医療系基礎教育科目・専門教育科目よりなり,基礎医学・臨床医学や理工学,情報処理,精度管理の基本知識から臨床検査の先端的な技術・研究領域までを広範に学びます。社会では,検査技術や医療機器が高度化・多様化しており,それに対応可能な質の高い人材が求められています。保健・医療・福祉などの幅広い分野で活躍し,科学的思考と問題解決能力によって臨床検査および関連分野の発展に貢献する人材の育成を目指しています。

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る