❸主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:現代社会に対する多様な関心,好奇心。多様性を尊重する態度,異なる考えに共感する寛容性。常に自らを向上させようとする意欲。2思考力・判断力・1. 教育理念2. 教育プログラム本学科は,少数の必修基本科目群とそれを多方面に応用・発展させた先端的な内容を含む専門科目群から構成されています。最初の1年は幅広い教養を身に付けるための基幹教育科目を学習し,2年次からは専門教育が中心となります。2年次終了までに学習する専門基本科目は次のものです。*基本科目:1. 教育理念教育理念・目標,育成する人材像現代の経済はグローバル化が進展し,相互依存関係が強まる中,将来に対する不確実性の度合いが増してきています。加えて日本では少子・高齢化や財政赤字など解決困難な課題が山積しています。こうした状況の下で社会,経済の問題に取り組むには,新しい理論を学び,数量面を中心に実証的な方法を取り入れ,現実経済の動きとの関係を検証していくことや,情報技術を活用するなどの工学的な方法による幅広いアプローチが求められています。本学科では,社会,経済の諸問題をまず理論的枠組みで分析し,その結果を数量分析の方法に基づいて多方面から検討・評価することによって,望ましい政策や戦略を立案し,現実へフィードバックする方法の習得に教育の重点を置いています。経済工学科は全国でも唯一,理論分析,数量分析,政策分析に関して体系的な教育内容が整備されている点に特徴があり,理論から応用までを一体として学ぶことのできる学科です。文系や理系といった既成の枠にとらわれることなく自由で創造的な発想に基づき,社会・経済問題の解決に向け,積極的に取り組む国際的に活躍できる人材を育成していきます。ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ,マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ,基礎計量経済学Ⅰ・Ⅱ,情報処理Ⅰ・Ⅱ,数理統計学Ⅰ・Ⅱ,会計学Ⅰ・Ⅱ,経済史Ⅰ・Ⅱ,経営学Ⅰ・Ⅱ,国際経済学Ⅰ・Ⅱ3年次からの専門科目は,経済システム解析,政策分析,数理情報の3分野に大別されます。経済システム解析の分野は,問題をマクロ経済,ミクロ経済レベルで最先端の経済理論や数量的手法を用いて分析しようとするものであり,政策分析の分野は,金融,財政,社会保障など多様な経済問題に関する政策を分析・評価するための基礎知識と手法を学び,新たな政策提言を九州大学理学部は,1939年の創立以来常に中核的な一大拠点として理学の教育・研究に携わっています。理学部では,世界最先端の研究が行われており,21世紀COE に採択された研究分野「統合生命科学」,「機能数理学の構築と展開」やノーベル賞が期待される研究分野が存在します。生物学の進化生物学,生態学,分子生物学,行動生物学,数学の作用素環論,確率論,微分方程式論,地球惑星科学の隕石惑星圏科学,プラズマ圏科学,宇宙天気予報,化学の錯体化学,有機合成化学,触媒化学,物理学の物性理論・物性実験,素粒子・原子核・宇宙物理学,情報科学の計算論的学習理論などは世界的に高い評価を得ています。理学部では,4年間を一貫させたカリキュラムに基づき,研究の最前線で活躍する多くの研究者による教育により,高度な課題発見能力と問題解決能力をもち,独創的な思考のできる人材を育成します。物理学とは「物質はどのようにして生まれたか,どのような性質を持つか,【経済工学科】【物理学科】行うという課題を担っています。数理情報の分野では,経済分析のための統計的,数学的基礎,大量の情報を管理し処理するための数学的な基礎知識と,コンピュータの基礎と応用について学びます。少人数の演習によってこれらの専門分野のいずれかをさらに深く学習します。最後に,大学院への進学を奨めるために,学部4年生を対象に大学院開講科目の一部を「学部特別専門科目」として学部に開放しています。ここで修得した単位は,大学院に進学した場合は,大学院の単位として認められます。経済学部経済工学科では,最先端の内容を含む経済理論,数量,情報科学の方法を活用して分析を進め,これらの結果を評価し,社会,経済における政策や戦略に応用,実践できる人材の育成を目指している。このため経済学の勉学の土台となる国語力,社会に関する一般的基礎知識,数学(微積分,確率・統計,行列などは大学で経済学を学ぶ際,特に重要であるが,受験のためには所定の数学を満遍なく学習する必要がある)をはじめとする数理的知識,また,現代社会に対する多様な関心,好奇心を持つ学生の受け入れを重視する。◆求める学生像と学力3要素との関連❶知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。❷思考力・判断力・表現力等の能力:多面的に考え,客観的に批判し,自分の言葉で人に伝える資質。◆入学者選抜方法どのような法則にしたがっているか」を探究する学問です。極微小な素粒子の世界から,我々身の回りの物質,そして広大な宇宙にいたる様々な階層の自然の中にひそんでいる,基本的な法則を明らかにしようとする営みともいえます。又近年,物理学は情報の発生,伝達も研究対象としています。物理学を研究してきた先輩達はそれまでの法則では説明できない不思議な現象に出会った時に,その法則の生い立ちにまで立ち戻り深く考え直してきました。そしてより普遍的な法則を発見し,現象の説明に成功してきました。物理学科の教育目標はまず物理の基本法則を充分に習得することです。仮に常識では説明できないと思える現象に遭遇した場合でも,物理学の基本法則を駆使し,考え直すことの出来る力を身につけることです。物理学は応用を目的とする学問ではありませんが,人類の歴史において物理学の基本法則がもたらした発明や新製品は社会や産業を大いに発展させてきました。このように,物事を基本法則から考え直すことは,基礎科学研究に限らず,新しい製品を作り出したり,システムを構築する際にも大変重要なことです。最近,企業でも研究開発を重視し,基礎から物事を考える物理卒業生への期待と求人が増えています。一般選抜(前期)一般選抜(後期)大学入学共通テスト3. アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)◆求める学生像1知識・技能表現力等の能力3大学入学共通テスト個別学力検査個別学力検査小論文主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度調査書志望理由書調査書理学部School of Science
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