❶知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。特に,大学での物理学・情報理学の学習に必要な物理・数学などの理系科目の充分な素養と基本的な英語力。❷思考力・判断力・表現力等の能力:大学での講義を理解し,情報収集やレポート作成・発表ができる国語力。多面的に考え,客観的に批判し,自分の言葉で人に伝える資質。❸主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:さまざまな自然現象の背景にある普遍的な法則への関心。多様性を尊重する態度,異なる考えに共感する寛容性。教員・先輩・友人に質問し,議論する積極性。 2思考力・判断力・物理学科には物理学コースと情報理学コースがあり,2年次からは学生の志望と成績によっていずれかのコースに配属されます。物理学コースでは物理学そのものを体系的に学習し,情報理学コースでは情報の分析・処理・演繹などを学習します。物理学コースと情報理学コースの人数比は約4:1です。いずれのコースでも3年次までは基礎的な科目を履修します。多くの演習を通じて講義内容の理解を深めると同時に,実験・実習により原理の基礎となっている現象に触れながら現象を調べる手法を身につけていきます。4年次では,専門的な科目の履修を通じて最先端研究の方法や到達点・問題点を把握するとともに,希望する研究室に所属して研究現場の雰囲気にふれながらそれぞれの研究テーマを遂行します。教育指導体制物理学コースの講義は素粒子・原子核の理論と実験,宇宙物理,物性・統計理論,固体・液体・ソフトマター実験等の広い物理学分野をカバーする教員が担当します。情報理学コースの講義は主として数理情報学,知能科学,計算科学の教員が担当します。演習や実験では教員のほかに大学院生のティーチングアシスタントが一緒に指導を行います。4年次にはそれぞれの研究室で教員,上級生の指導の元で特別研究を行います。卒業要件および成績評価成績評価は期末試験,レポート,出席状況を基に行います。卒業のためには1年次までの基幹教育科目や専攻教育科目などからそれぞれ決められた単位数を修得することが必要です。物理学科では,大学での物理学・情報理学の学習に必要な基礎学力を備え,大学での講義を理解し,情報収集やレポート作成・発表ができる国語力,基本的な英語力,さらに,物事の背景にある普遍的な法則を積極的に調べようとする探究心を持つ人を求めています。◆求める学生像と学力3要素との関連◆入学者選抜方法との関係全ての物質が原子,分子,イオン,高分子といった化学的要素からなり,さらに,それら物質群がアボガドロ数を単位とする集合系として振る舞うことにより,様々な物質系を与え,各種の現象をもたらしています。生命現【化学科】調査書調査書面接象はその究極のモデルであり,依然その高度な構造体や現象に対する理解を探求すべき段階にあります。理学における化学は,これらの自然現象,地球環境,宇宙などに潜む普遍的真理について探究し,実験と理論の両側面からその原理を解明することのできる学問です。化学科では,21世紀の社会に積極的かつ能動的に貢献することのできる目的意識と高度な専門的知識と技能を備えた次世代リーダーの育成を目指し,研究と教育に取り組んでいます。1年生は,基幹教育科目を中心に履修することにより,化学を深く学ぶために必要となる数学,物理,外国語などの基礎学力を養うとともに,俯瞰力をもつために必要な一般教養を身につけ,広い視野を持てるよう導きます。また,専攻教育科目として1年次から無機化学や有機化学の講義が始まります。2年生からは,化学を中心とした専攻教育科目の履修が本格的に始まります。具体的には,3年生後期までの2年間に,午前中は無機化学,有機化学,物理化学,量子化学,分析化学,生物化学などの講義を履修し,午後は学生実験を中心に履修します。これらの講義や実験では,無機化合物,有機化合物,高分子化合物,生体物質など広範囲の物質群を取り扱い,それらの構造と性質,ならびに反応性や合成法について学びます。化学的見地から物質の成り立ちや性質について究明するだけでなく,社会が求める環境やエネルギー問題に対応できる基礎知識の習得をめざします。これらの専攻教育と並行して,外国語や自分が学びたいいくつかの基幹教育科目を履修し,教養をさらに高めることができます。3年生後期終了時に所定の化学実験(すべて必修)と専攻教育科目(すべて選択)の単位を修得することができれば,4年次に化学科あるいは化学科と協力関係のある研究室のいずれかに所属し,卒業研究を行います。本化学科には多様な研究室が配置されており,自身の興味ある研究分野に所属し,マンツーマンの研究指導を受けることができます。研究室配属の目的は,国際的に高い評価を獲得する最先端の研究にふれ,その分野の専門知識を体得することにあります。また,学術論文の読解力,研究成果について討論したり,発表する能力を育むことも重視します。一方,自然科学一般の原理や現象に対する理解力・洞察力を養うことにも力点がおかれ,4年次を終了し卒業すると,研究能力の向上を目指し,大部分の学生が大学院に進学します。教育指導体制基幹教育科目については,九州大学に所属する各専門の教員が担当します。化学科の専攻教育科目については,大学院理学研究院化学部門に所属する教員が担当します。講義科目は教授・准教授・講師が担当します。実験については担当する研究室の全教員で対応し,准教授・講師・助教と大学院生(ティーチングアシスタント)がほぼマンツーマンで教育にあたるとともに,教授が適時サポートします。学問の性質上,化学実験には危険が伴いますが,安全に実験が遂行できる人材を育成することも教育目標の一つと言えます。研究室配属後は,教授・准教授・講師・助教がマンツーマンで研究指導に当たります。また,所属の大学院生が先輩として良き相談相手となり,研究室全体で研究活動を行っています。個々人の独創性を養うことも重視すべき点となります。化学科では,将来,化学研究者,高度な化学の専門知識をもつ技術者に成長することを志す,意欲的な学生を求めています。また,高度な化学知識や思考を生かせる職業に携わり,日本の中核的,かつ指導的役割を担うことを目指す学生を求めています。それゆえ,十分な基礎学力を備えるとともに,化学の勉学に熱意をもち,創造性豊かな学生を求めています。現代の化学は,物理学,生物学,地学,数学など他の多くの学問に支えられ,かつ互いに影響を与えています。化学を学び,深く理解するためには,これら関連する学問領域を広く理解することも重要となります。大学の授業の堅固な基礎となる高等学校での幅広い学習を望んでいます。◆求める学生像と学力3要素との関連❶知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。特に,大学での化学の学習に必要な化学・物理など2. 教育プログラム教育課程の特色・内容3. アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)◆求める学生像1. 教育理念2. 教育プログラム教育課程の内容・特色3. アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)◆求める学生像1知識・技能一般選抜(前期)大学入学共通テスト個別学力検査(国際理学コース)一般選抜大学入学共通テスト(後期)総合型選抜大学入学共通テスト課題探究試験主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度表現力等の能力3個別学力検査面接課題探究試験調査書,志望理由書個人面接個人面接アドミッションポリシーAdmissions Policy
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