九州工業大学 大学案内2019
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43情報・通信工学科情報工学部ソフトウェアデザインコース情報通信ネットワークコースコンピュータ工学コース高信頼集積システム研究室高度情報化社会と次世代産業に欠かせないスマートフォン、人工知能、ロボット、自動運転などを可能にしているのは、僅か10数mm角の基板上に数億個もの素子を持つLSI(大規模集積回路)であり、「LSIを制する者は未来を制する」と言っても過言ではありません。しかし、LSIを構成する素子の1つにでも欠陥があれば、システムが誤動作し、生命や財産に莫大な損害を与えかねません。温研究室では、LSIに製造や劣化による欠陥がないかを調べるというLSIテストの研究・教育を行っています。LSIテストは、例えるなら、1億2千万以上の人口を持つ日本のすべての国民の健康状態を瞬時に調べ上げるほどの挑戦的な課題ですが、その研究成果は安全・安心な情報化社会の実現や高度な次世代産業の創出に大きく貢献しています。温研究室では、特に低電力LSIテストで世界トップレベルの研究を行っている他、実践的な英語教育を通じて世界に通用する高度な技術者を育成しています。温 暁青 教授研究内容コンピュータと通信を駆使した次世代スマート社会の実現産業や生活を含めて、人や物が情報を介して相互に連携し協調するための高度なICT(情報通信技術)の利活用は、現代社会では必要不可欠。そのような「次世代スマート社会の実現」を支えるために、情報・通信工学科では、ハードウェアとソフトウェアのコンピュータ技術と情報通信技術を身につけた人材の育成を目指します。そのために情報・通信工学科では、セキュリティやクラウド、組込みシステム技術を基にさまざまな情報システムを開発する「ソフトウェアデザイン」、コンピュータやモバイルネットワークでの有線・無線技術や通信・ネットワーク技術を身につける「情報通信ネットワーク」、コンピュータの心臓部をなすLSI(大規模集積回路)の設計・開発やこれらを活用したシステムを設計・開発する「コンピュータ工学」という3つのコースを設けています。コンピュータと通信を深く理解することで、卒業後は、総合的な情報システムを設計・開発・運用する能力を身につけた、ICT社会の即戦力としての活躍が期待されます。多様な有線・無線通信を行う情報ネットワークや分散システムにおいて、各モデル階層(通信機能を階層構造に分割したモデル)の設計・実装・制御・分析に必要な技術を習得し、情報・通信機器、通信システム、ネットワークインフラ、総合的な情報システムの設計から開発・運用まで学びます。将来は、主に情報・通信機器メーカーの研究開発部門などで、活躍の道が開かれています。情報通信ネットワークコースさまざまな業務分野のエンタープライズ系情報システムや、それらを支える基幹システム、あるいは組込みシステムなどのハードウェアと直接関わるソフトウェアの開発において、プロジェクトの中核となるソフトウェア技術者を養成。将来は、情報系企業における情報システム開発や、電子機器、自動車などの製造業における組込み機器開発といった分野での活躍が期待されます。ソフトウェアデザインコースコンピュータの動作原理を深く理解した上で、心臓部をなすLSIの設計・開発を学び、さらにそれらを応用した組込み機器やコンピュータシステムの設計・開発、コンピュータを利用した効率的な問題解決手段の開発などにも取り組みます。製造業全般、情報・通信業において、半導体・電子回路・情報システム・組込みシステムなどの設計開発の即戦力となる技術者を育成します。コンピュータ工学コースコース紹介安全・安心なLSIの創出に向けてから進学可能です。情工2類情工1類研究室紹介

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