名桜大学 CAMPUS GUIDE 2025
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92兵庫県立宝塚西高等学校出身卒業後は兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科に進学。将来は地域環境に特化した観光振興に携わるのが目標です。 バトンをつないでいく感じですね。比嘉さんは沖縄県内から、2023年に新設された健康情報学科の第1期生として入学してくださいました。 数学が好きで、医療系の事務やビジネスの分野を勉強したいと考えていた時に、名桜大学に健康情報学科という新しい学科ができることを知りました。診療情報管理士の資格も取得できるとのことで、私が求めていた学びができそうと思い進学を決めました。 診療情報管理士をめざすカリキュラムでは情報系はもとより、データサイエンスやプログラミングなども学びますが、その辺りは抵抗なく入っていけましたか。 高校の時に放送部に所属していて、デジタル機器を触ったりするのも好きだったので、特に問題なく、プログラミングも楽しく学べています。学科では「情報」の教員免許も取れるので、専門分野の学びと並行して教職課程も履修しています。 例えば、スポーツ健康学科と看護学科の学生が協同で地域の健康支援に関するボランティア活動に取り組んでいるのをはじめ、課外活動や専門分野の実習など、実践の場の学びが多いのも名桜大学の特長です。 私は医療現場の実習に行きました。養護教諭の現場は学校ですが、病院実習を通して養護教諭に求められる看護の力について学ぶことができました。 私は研究活動の一環としてバードウォッチングに日常的に取り組めるのが、沖縄で学ぶ最大のメリットだと感じています。また、島内には希少な鳥が多く、有名な研究者の方なども調査に来られており、バードウォッチングを通じて大学外の人たちと横のつながりもできました。 課外活動では、ソーシャルイノベーションクラブ(CIS)と「ぴゅあ」というサークルに所属しています。 ソーシャルイノベーションクラブは2023年にソフトバンクと本学が産学連携に関する協定を結んだときに立ち上がったサークルで、ソフトバンクの支援のもと情報通信技術(ICT)の活用などを学生が学ぶとともに、その知見を沖縄県北部地域でのデジタルリテラシーの向上に役立てる活動に取り組むというものですね。 まだ立ち上がったばかりのサークルで、今後より具体的なプロジェクトを企画・運営し、地域の児童生徒や高齢者までを対象に、デジタルリテラシーの向上に貢献していければと思います。「ぴゅあ」は放課後の中学生を対象とした学習支援をする取り組みで、こちらも地域貢献への意識から取り組むようになりました。 学内での学びはもちろん、自然豊かな沖縄という立地や地域とのネットワークを活用し、皆さんが自分なりのやりたいことを見つけ、チャレンジしていることがわかって心強かったです。皆さんの今後のさらなる活躍に期待します。スポーツ健康学科3年愛媛県立三島高等学校出身養護教員をめざして勉強中。名桜大学のある沖縄の北部に恩返しがしたく、沖縄で養護教員になれたらと考えています。沖縄県立首里高等学校出身診療情報管理士の資格取得が目標。地域の方々のデジタルリテラシー向上を目的としたボランティア活動などにも取り組んでいます。加藤 佑梨国際学群観光産業専攻4年学長比嘉学長比嘉学長石川加藤比嘉学長比嘉学長 さん石川 春緑 さん人間健康学部比嘉 彩乃 さん人間健康学部健康情報学科1年琉球大学医学部医学科卒業琉球大学大学院医学研究科形態機能系専攻修了 博士(医学)2015年、名桜大学人間健康学部看護学科教授2020年、第6代学長に就任専攻は心臓血管生理学・イオンチャネル学平成3年7月学校法人名護総合学園設立準備委員会発足学校法人名護総合学園設立準備事務局設置学校法人名護総合学園寄附行為認可(文部大臣)名桜大学開学 第1回入学式開学記念式典名桜大学総合研究所設立名桜大学後援会設立第1回卒業式多目的ホール完成開学5周年記念式典名桜大学大学院国際文化研究科設置認可名桜大学大学院国際文化研究科開設名桜大学同窓会設立北部生涯学習推進センター完成開学10周年記念式典名桜大学人間健康学部設置認可(文部科学大臣)名桜大学人間健康学部スポーツ健康学科開設名桜大学国際学群国際学類設置認可(文部科学大臣)名桜大学人間健康学部看護学科設置認可(文部科学大臣)名桜大学国際学群国際学類開設名桜大学人間健康学部看護学科開設公立大学法人名桜大学設立認可(沖縄県知事)学校法人の設置者変更および解散認可(文部科学大臣)※それぞれ平成22年3月19日付公立大学法人名桜大学 開設名桜大学大学院看護学研究科設置認可(文部科学大臣)名桜大学大学院看護学研究科開設開学20周年、公立大学化5周年記念式典学生会館 SAKURAUM 完成多目的グラウンド完成名桜大学助産学専攻科 文部科学大臣が指定する看護師学校等として指定(文部科学大臣)名桜大学助産学専攻科開設名桜大学大学院国際文化研究科国際地域文化専攻(博士後期課程)設置認可(文部科学大臣)名桜大学大学院国際文化研究科国際地域文化専攻(博士後期課程)開設名桜大学大学院看護学研究科看護学専攻(博士後期課程)設置認可(文部科学大臣)名桜大学大学院看護学研究科看護学専攻(博士後期課程)開設名桜大学国際学群を名桜大学国際学部国際文化学科・国際観光産業学科に改組、名桜大学人間健康学部に健康情報学科開設名桜大学大学院スポーツ健康科学研究科スポーツ健康科学専攻(修士課程)設置認可(文部科学大臣)名桜大学大学院スポーツ健康科学研究科スポーツ健康科学専攻(修士課程)開設平成5年12月平成6年4月平成7年4月平成8年4月平成9年10月平成10年3月平成11年6月平成11年7月平成12年12月平成13年4月平成14年2月平成16年10月平成16年12月平成17年1月平成17年4月平成18年9月平成18年11月平成19年4月平成22年3月平成22年4月平成22年10月平成23年4月平成26年12月平成27年4月平成28年11月平成29年1月平成29年4月平成30年8月平成31年4月令和3年8月令和4年4月令和5年4月令和5年9月令和6年4月学長砂川 昌範沖縄の自然と地域コミュニティも学びに生かす。自らの経験から生まれる「ホンモノ」の学びを。 2023年、名桜大学は学群から学部へ、専攻から学科へ、より専門的に「ホンモノ」を学べる大学へと生まれ変わりました。講義や教科書からの学びも確かに重要ですが、現場で自分が経験した中から学んだ知識や思考法は、自分の夢の実現に向けて歩むうえで間違いのない力になります。国内や海外の協定大学への交換留学制度など、名桜大学のメリットをフル活用しながら、たくさんの失敗と成功を積み重ねてかけがえのない4年間を過ごしてください。History

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