岩手県立大学盛岡短期大学部 入学案内2019
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アメリカ研修(国際文化理解演習)地域文化研修(地域文化理解演習)韓国研修(国際文化理解演習)リーディングマラソン2年次に開講される「地域文化理解演習」は、学びの場を身近な地域に求め、その地域特有の文化が育まれた背景を探るとともに、価値を見出していきます。研究の対象となるのは、岩手県、そして東北ならではの文化が豊富に存在する地域。寺院や神社の歴史、昔から伝わる風俗や習慣、伝統を支えてきた住民の方々の暮らしなどについて調査を行います。聞き取りの技術や言葉の使い方、信頼を築く方法など、対象者との向き合い方も問われるフィールドワークは、学生自身の主体性・傾聴力・課題発見力を格段に成長させます。現地での見聞、体験、調査内容を整理して発表した後、報告書としてまとめます。多様な文化を理解するために、語学力は欠かせません。国際文化学科では英語のほか、中国語、ハングル、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語の6つの言語とその文化についても学ぶことができます。また、社会での実践運用に備え、情報処理、ビジネス実務、時事英語なども学びます。1年次前期に履修する「国際文化理解演習Ⅰ」では、研修旅行の事前学習を兼ねて、安全な海外旅行の仕方、アメリカの歴史や文化の特徴、現地事情などを学びます。1年次後期の「国際文化理解演習Ⅱ」でアメリカ研修を実施。ホームステイ先から研修受け入れ校へ通い、様々なプログラムを通して理解や見聞を深めます。現地の学生との交流は、日本とは異なる文化を知るとともに、日本の歴史の背景や、いま置かれている状況について正しく理解することの大切さを知る機会となります。研修後は成果を発表し、報告書としてまとめます。韓国研修を希望する学生は、1年次前期の「国際文化理解演習Ⅰ」で研修に備えた知識や情報を得て、1年次後期の「国際文化理解演習Ⅱ」で2週間の韓国研修を行います。現地滞在中は寮から研修受け入れ校へ通います。学生は自らの目線で韓国の人の暮らしぶりや食文化、ものの考え方に触れることにより、同じアジアの国として共感できることや、あるいは日本との相違点について知り、さらなる興味が芽生えることでしょう。研修後は報告会が催され、それぞれの成果を発表します。世界と日本の文化の多様性を肌で感じる機会として、海外研修や地域フィールドワークが用意されています。異文化を正しく理解し、新たな気づきを与えてくれる貴重な経験の場です。研修紹介15研修紹介

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