岩手県立大学盛岡短期大学部 入学案内2022
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close up食物栄養学専攻 クローズアップ01 食に関する授業を理解するためにも、基礎知識として高校で生物と化学に関する科目(基礎と付した科目を含む)を勉強してきているほうがよいです。しかし、高校で生物や化学を勉強してこなかった学生、勉強はしたけれど不得意という学生もいます。そこで、生物については教養科目「生命と科学」、化学については教養科目「生活の化学」と基礎専門科目「食品有機化学」といった基礎的な授業を設け、十分対応できるようにしています。 食物栄養学専攻では、卒業生を含む栄養士を対象とした管理栄養士国家試験受験準備講座を毎年開講しています。本学は栄養士養成課程であり、管理栄養士国家試験受験には栄養士として合計3年間以上の実務経験が必要です。その間に毎年多くの卒業生等が本講座を受講し、管理栄養士の資格取得を目指して取り組んでいます。また、管理栄養士養成課程のある4年制大学に進学して国家資格取得を目指す学生もいます。科学的知識が身につく実験科目 「食品学」「栄養学」「調理学」「食品衛生学」「解剖生理学」それぞれに対応した実験の科目があり、学んだ理論を裏づけることを目的としています。検証しながら科学的根拠に基づいた知識と技術を得るとともに、実験を通して試薬の扱い方、分析機器の操作方法などの基本的な手法、結果を分析してレポートにまとめるスキルの習得を目指します。設備や機器も充実しており、さまざまな実験に対応できます。「食」に関わる専門性の高い授業や、実習、実験など、実践的な学びに力を入れる食物栄養学専攻の教育や取り組みを紹介します。食物栄養学専攻食物栄養学専攻についてもっと詳しく知るためによくある質問に答えます。close up高校で生物と化学の勉強をしていないと授業についていけないでしょうか?Q.1管理栄養士の資格取得を考えていますが、国家試験受験に向けた対策はありますか?Q.2QA&生活科学科食物栄養学専攻 学びの特徴栄養学の基礎から応用まで体系的に学ぶカリキュラム 人々の食生活を対象に、食や栄養に関する深い知識と現場で活かせる技術の習得を目指します。講義や実験、実習がバランスよく取り入れられたカリキュラムにより、体系的な学びが可能です。現場が求める人材を育て、卒業後のステップアップを支援 所定の単位を取得すると、卒業と同時に栄養士の資格が取得できます。さらに、栄養士として3年間以上の実務経験を積むと管理栄養士試験の受験資格が得られます。卒業生を対象に「管理栄養士国家試験受験準備講座」を開講し、合格支援にも力を入れています。12岩手県立大学盛岡短期大学部

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