岩手県立大学盛岡短期大学部 入学案内2022
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 本専攻の卒業生における過去5年間の4年制大学への進学者の割合と人数は、以下の通りです。希望者がまったくいない年度もあります。 令和2年度5%(1名)、令和元年度25%(7名)、平成30年度8%(2名)、平成29年度0%(0名)、平成28年度19%(6名)。 管理栄養士養成課程の希望者が多いですが、編入学できるのは0~1名程度です。 本専攻の卒業生のうち、約7割が給食会社、介護施設、病院、保育園などに栄養士として就職しています。また、栄養士として就職しなくても、2年間学んだ食に関する知識や技術を活かし、食品会社などで商品開発や衛生管理といった職種に就く学生も多いです。栄養士としてどのくらい就職していますか?Q.34年制大学への編入学・進学の割合はどのくらいですか?Q.4岩手県食肉衛生検査所より写真提供岩手日報令和2年4月3日付※2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため実施しませんでした。02 2年間かけて段階的に実習を行うことによって、さまざまな現場に対応できる実践力を身につけます。世界各国の料理から調理方法を学ぶ「調理学実習」、ライフステージ別の栄養管理を学ぶ「応用栄養学実習」、疾病ごとの食事や栄養管理について学ぶ「臨床栄養学実習」、大量調理の手法や現場の調理員への指示、経費管理などのマネジメント力を身につける「給食管理実習」と、実習は多岐にわたります。さまざまな現場のスキルを得る実習科目close up04 食品衛生学実験の授業の一環とし、2年次前期に「学外見学」を実施しています。2019年度は食肉加工場と岩手県食肉衛生検査所、日本アイソトープ協会滝沢研究所を訪問。食品衛生が実際の現場でどのように生かされているのかを見学を通して学びました。学外見学後には、県内の老人福祉施設や給食センターなどでの学外実習が待っており、実習を前に学生が現場を知る機会にもなっています。食品衛生の現場を知る学外見学close up03 新型コロナウイルス感染症の影響で小学校が一斉休校し、学校給食が中止になったことを受け、学生8人が滝沢市内の3か所の学童保育クラブに対してお弁当の提供を行いました。「3・1・2弁当箱法」と呼ばれる栄養バランスのとれたお弁当は、2020年3月26日、4月4日の2日間それぞれ100食前後。メニューづくり、仕入れ、調理、配達など、大量調理の実習を経ていない学生たちにとっては初めての実践となり、「学外で実際に食べた人の感想を聞くことができて嬉しかった」という声も聞かれ、貴重な経験となりました。学童保育へのお弁当提供close up13

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