佳さんQ二級建築士試験に合格して、資格を取得した人はどのくらいですか？A専攻として把握している範囲で、生活デザQデッサンや作図の経験がないのですが、初心者でも大丈夫でしょうか？Aほとんどの学生が未経験なので心配はいりません。Q高校では文系クラスにいるのですが、二級建築士の受験資格を目指すことはできますか？A数学や物理の知識を必要とする科生活科学科／生活デザイン専攻2年にしだ西［岩手県立盛岡第四高等学校卒］第8回北いわて学生デザイン最優秀賞作品「ブルー・ビー」13目では、必要に応じてサポートをしながら、二級建築士レベルの問題に対応できるよう指導しています。高校で文系クラスにいた学生も、入学してからしっかりと学んできちんと対応できています。デッサンやファッションデザイン画については、基礎専門科目である「基礎造形」という科目で基本的な技法を学びます。建築製図やCAD（コンピュータを使う製図）については、大多数の学生が初めて行う作業なので、複数の演習科目の中で基礎からていねいに指導しています。また、製図については専用の道具やコンピュータを使うため、絵を描くのが苦手な人でも、しっかりと練習すれば必ず上達します。しいかイン専攻（旧生活科学専攻を含む）卒業生のうち、二級建築士試験を受験、合格して資格を得た者の人数は、平成20年〜令和３年試験までの累計で24名です。そのうちの直近３年の合格者数は、令和３年試験では５名、令和２年試験では4名、令和元年試験では２名となっています。Pick Up 03学生MessagePick Up 04人にやさしい住環境を理論と実践で学ぶ小学生の時、テレビ番組を見て住宅をリフォームする建築士の仕事に興味を持ちました。同居している祖父母のため、実家のバリアフリー化を手がけてみたいという夢が生まれ、生活デザイン専攻に進学しました。「ユニバーサルデザイン論」の授業では、障がい者や高齢者の疑似体験を通してさまざまな気づきがあり、建築デザインの奥深さを実感。設計や製図を学ぶ「CAD演習」で実践力を養えるのも、この学科の魅力です。卒業後は４年制大学に編入し、さらに知識を深めたいです。岩手のくらしと工芸岩手県の広い県土は多様で豊かな資源に恵まれています。また、長い歴史に培われた、特色ある文化や産業が息づいています。２年次の科目「岩手のくらしと工芸」では、岩手における染めと織り、服づくり産業、森林資源の活用、居住文化などをテーマとして取り上げ、岩手の風土、文化、産業、気候などについて多様な切り口から解説します。そして、これらが私たちのくらしとどのように関わっているのかについて学びます。ファッションデザインコンテスト「ファッション造形」「色彩とデザイン」「基礎造形」などの科目を履修することによって、オリジナルのファッションデザインをデザイン画として表現する技術の習得を目指しています。その成果を披露できる場の一つが「北いわて学生デザインファッションショー」。毎年多くの学生が応募し、優秀賞や奨励賞など、上位作品に選ばれています。優秀作品は岩手県北地域の縫製業者によって制作され、ファッションショーで発表されます。田 思
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