岩手県立大学盛岡短期大学部 入学案内2023
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香さんQ管理栄養士の資格取得を国家試験受験に向けた対A食物栄養学専攻では、卒業生を含Q高校で生物と化学の勉強をしていないとA食に関する授業を理解するためにも、基礎知識として高校で生物と化学に関する科目食物栄養学専攻Q&A16生活科学科/食物栄養学専攻2年まつうら松[岩手県立沼宮内高等学校卒]ともか(基礎と付した科目を含む)を勉強してきているほうがよいです。しかし、高校で生物や化学を勉強してこなかった学生、勉強はしたけれど不得意という学生もいます。そこで、生物については教養科目「生命と科学」、化学については教養科目「生活の化学」と基礎専門科目「食品有機化学」といった基礎的な授業を設け、十分対応できるようにしています。士国家試験受験準備講座を毎年開成課程であり、管理栄養士国家試験間以上の実務経験が必要です。その座を受講し、管理栄養士の資格取得た、管理栄養士養成課程のある4年を目指す学生もいます。教育・研究Pick Up「食」に関わる専門性の高い授業や、実習、実験など、実践的な学びに力をPick Up 01Pick Up 02授業についていけないでしょうか?入れる食物栄養学専攻の教育や取り組みを紹介します。学生Message浦 智科学的知識が身につく実験科目「食品学」「栄養学」「調理学」「食品衛生学」「解剖生理学」それぞれに対応した実験の科目があり、学んだ理論を裏づけることを目的としています。検証しながら科学的根拠に基づいた知識と技術を得るとともに、実験を通して試薬の扱い方、分析機器の操作方法などの基本的な手法、結果を分析してレポートにまとめるスキルの習得を目指します。設備や機器も充実しており、さまざまな実験に対応できます。さまざまな現場のスキルを得る実習科目2年間かけて段階的に実習を行うことによって、さまざまな現場に対応できる実践力を身につけます。世界各国の料理から調理方法を学ぶ「調理学実習」、ライフステージ別の栄養管理を学ぶ「応用栄養学実習」、疾病ごとの食事や栄養管理について学ぶ「臨床栄養学実習」、大量調理の手法や現場の調理員への指示、経費管理などのマネジメント力を身につける「給食管理実習」と、実習は多岐にわたります。子どもたちの健康を支える栄養士に自分が住む岩手町で住民の肥満割合が高くなっていると知り、栄養士の仕事に関心を持ちました。盛岡短期大学部の食物栄養学専攻に入学を決めたのは、少人数制で、きめ細かい指導が受けられることに魅力を感じたからです。今は調理技術を向上させるとともに、専門知識の習得にも力を入れています。課題の献立作成は難しいと感じますが、栄養士には必須のスキルなので、懸命に取り組んでいます。将来は学校給食を管理する栄養士になり、子どもたちの栄養改善に努めることが目標です。

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